中山間地の農業は「草との闘い」で、それも圃場の中よりも農道や土手等の草刈りが
大きな負担となっていることは、これまでも何度も述べて来た。
そのため、畦道や土手等を極力解消するよう圃場改善を図っているが、それと併せて、
各種草刈機の機能向上も積極的に進めている。
今回新たに購入したトラクタ牽引式のスライドモアは、従来の固定式のモアでは刈り
取れない農道や圃場周囲の側面についても刈取部を右側にスライドさせ更に上下に傾ける
ことも可能なことから、作業効率を大幅に向上させることができ、利用価値が極めて高い
ことが昨日の試運転で確認出来た。
トラクタ牽引式の草刈機について、これからはスライドモアが主役でモアは脇役に
なりそうだ。