霜後桃源記  

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自民党総裁選に思う

2021-09-27 20:43:30 | 社会
    TVに出演している政治評論家によると、自民党の総裁選挙は決選投票の
見込みで河野太郎総裁誕生は厳しい状勢らしい。
 河野太郎は、国会軽視や数々のスキャンダルまみれの自民党を改革してく
れるという期待感があるが、岸田や高市では安倍・菅政治の延長にしかなら
ない気がしている。

  選挙情勢の分析に関して「超一流」と自負し、盟友河野理太郎を全面的に
支援している山本一太群馬県知事のブログの記事も最近は危機感を匂わせる
内容が多くなっている。

   一国民としては河野総理大臣の誕生は大歓迎だが、反原発、反自民で立民・
共産に期待する立場からは河野総理誕生は「出来れば避けたい」という複雑
な境地にある。
 自民党の若手議員が、最近の自民党支持率向上と新型コロナ感染の減少
傾向から「誰が総選挙の顔になっても大丈夫」と安心してくれたら有難い。


  小鹿のバンビちゃんは、家の近くの林にネグラを構えたらしく、連日、
秘伝畑の電気柵の外側に姿を現している。
 親とは完全に「生き別れ」になったようだ。
 可愛いので餌付けをして飼ってみたい心境にもなるが、拘束される
生活よりも「自由に歩き回る方が幸せ」と諦めた。

(参考)
 山本一太知事の27日のブログから脱原発に関する内容を抜粋

そう言えば、どこかの新聞が、「来年の選挙を控えた参院側には、河野太郎氏への警戒感が強い。河野氏の脱原発を含む過激な主張が、次の参院選でマイナスに働くことを恐れている」みたいな趣旨の記事を掲載していた。

 これは明らかに誤解だ。河野太郎の主張するエネルギー政策は、けっして過激ではない。実際、河野氏は、ただの一度も、「明日から原発を全廃する」などという非現実的な発言はしていない!

 そもそも、「将来的に脱原発の実現を目指す」というのは、自民党の基本方針だ。原発への依存度を減らしつつ、再生可能エネルギーの割合を高めていくという方向性は、今も変わっていないと認識している。

 政権交代で自民党は野党に転落した。その時期に、自民党エネルギー政策特命委員長(兼政調会長代理)として、党内で30回以上の議論を重ね、党のエネルギー政策を取りまとめた張本人(山本一太)が言うのだから間違いない!

 現実をよく見て欲しい。日本は、人類史上最悪とも言うべき原発事故(未曾有の複合災害)を経験した。現在の国民感情や世論を考えたら、今から原発の新増設なんて出来るわけがない!ましてや、世界の潮流は、「グリーンエコノミー(環境と経済成長の両立)」と「カーボンニュートラル(脱炭素)」なのだ。
 
 再生可能エネルギーや自然エネルギーの大胆な活用を主張する河野太郎氏のスタンスこそ、時代の流れに合致している。「河野太郎は脱原発だからダメだ!」と考えている皆さん、そうは思いませんか?!
コメント
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