霜後桃源記  

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ロシアは一日にして成らず

2022-05-02 20:38:15 | 果物
 ロシアの報道規制やデモの取り締まりを見て、日本政府のマスコミ規制や
学術会議任命拒否を思い起し、監視の目を怠ると「権力者の目指す方向は
どこの国も一緒」との思いを強くしていた。
 そんな中、今朝の朝日新聞社説は「騒ぐほどではない、自分には関係ない
と黙っているうちに、取り返しのつかない事態に至る。」と国民に警告を発
していた。


                                         
「暗黒の時代に戻さない」朝日社説 2022.5.2 (抜粋)

 ウクライナに侵攻したロシアでは、政府に批判的な報道を封じるためにメデ
ィアの締めつけが進む。「偽情報」を流しに最長で禁錮15年を科す法律も制
定された。香港では香港国家安全維持法の下、中国政府に厳しい論調で知られ
た新聞が廃刊に追いこまれた。軍政下のミャンマーなども、同じようにものを
言えない状況にある。
 留意すべきは、たとえばロシアの場合、戦争により国家が非常時態勢に移行
して統制が始まったのではなく、以前から自由な言論空間は徐々に狭められて
いき、その帰結として侵略があったという事実だ。
 平素から権力の逸脱に目を光らせ、おかしいと思えば声をあげることが、い
かに大切か。騒ぐほどではない、自分には関係ないと黙っているうちに、取り
返しのつかない事態に至る。歴史の教えるところだ。
 日本にとっても決して他人事ではない。
 3年前の参院選で街頭演説中の当時の安倍首相を批判した人を、北海道警が
排除したり、つきまとって行動を制約したりする出来事があった。札幌地裁は
3月、基本的人権の侵害にあたるなどとして賠償を命じた。
 表現の自由を民主主義を支える重要な権利と位置づけ、警察のゆきすぎに
警鐘を鳴らす判決だった。一つ一つをゆるがせにせず、健全な社会を維持す
る。裁判を通じて、その思いを強くした人は多いのではないか。

(追申)
 ちなみに札幌地裁の判決に対し道警は控訴する方針とのこと。
 現在の警察長長官中村格氏は、言わずと知れた伊藤詩織さんの事件で現場の
捜査を潰した張本人とされ、以前から“官邸の忠犬”と呼ばれて出世した人物で
ある。
 本事件でも「忠犬振り」を遺憾なく発揮するつもりのようだ。
コメント
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