三日間農作業を手伝ってくれた次男が夕方帰京した。
作業の大半はトラクタでの耕起だったが、その内の一枚は面積が約1haと広く、
時間の掛かる畑だったので大助かりだった。
お礼として「手打ちうどん」でもてなすところだが、今回はその時間が無い
ので昼食は三回とも外食(冷麺やざる蕎麦)で勘弁して貰った。
それでも「麺類大好き人間」なので十分に満足してくれたようだ。
朝と夕は我が家の通常の食事で対応したが「ご飯も味噌汁も美味しい」を連発
し何杯も御代わりをしていた。
歓んで貰えたのは嬉しいが「普段の食生活が貧弱過ぎるためでは」と逆に心配
になって来た。
徒然草で「百薬の長とはいへど、よろづの病はさけよりこそおれ」と、
否定的な表現で用いられているように、「酒は薬物以上に人の健康を害して
いる」と次男は何度も口にし、今回も酒は一切口にしなかった。
しかし、それに気付くのがやや遅く「証文の出し遅れ」となったような
気がしないでもない。