吉ケ沢で中央を二分する形で走っていた堰の経路を変更しU字溝化する工事
が進行中で、最終排水口は従来よりもやや上流の共用排水路に流す予定だった。
ところが、排水路を挟んで隣接する西側で約1ha の水田を耕しているMさんから
「ここに流してはならないと抗議されている」と業者から連絡が入った。
直ぐに駆け付け話しを聞いたところ「堰は広く大きいものの大雨時に上流から
大量の水が流れ込み途中で溢れることが多いので、従来の排水口から流すように
して欲しい」とのことだった。
もっともな理由かと思われたので30mほど下流にある従来の排水口まで堰を延長
することにした。
当初の予定は止まっている車(写真)の手前を左折する予定だった。
水利権でトラブルが発生することは多いが、排水については特段問題ない
ものと思い込んでいたのが間違いの元だった。
Mさんには事前に一報を入れて置けばよかったのかもしれない。