今のコンバインは油圧式で湿地でも腹を着くことが無いよう腹を高くする
ことも可能となっている。
その分購入価格が数百万円高価となっているが、未だにその機能を使った
ことは無い。
「溝切り」を手抜きした反省から僅か2年で更改したコンバインだが、今は
「溝切り」を着実に実施している。
それでも従来のコンバインに比べるとパワーが強く多少の操作ミスをカバー
してくれて処理スピードも速い優れもののようだ。

初日の今日も順調に進み僅か3時間足らずで乾燥機が満杯になった。
それでも「九十九里にて半ばと思え」のたとえ通りで最後の最後に
刈取り部に詰まらせるトラブルを招いてしまった。
倒れて寝てしまった稲を根元からではなく穂先から刈り取ろうしたた
めのミスで、毎年のように同種の失敗を繰り返す自分に呆れるほかはない。