猛暑続きの今年は毎晩のように500mlと350mlのお世話になった。
勿論、それだけで足りない日もあり「焼酎の水割り」が追加される
こともあった。
その後に襲って来る猛烈な睡魔が心地よくルーティン化してしまった。
そんな怠惰な日々の連続が「今年の夏」だった。
先日、今は珍しいストのニュースを聞いた。
高校を卒業して入社した当時は労働運動が激しい時代で、今振り返ってみると
春闘の全盛期だったような気がする。
そんなん時に歌った歌があった。
♪~民衆の酒 焼酎は 安くてまわりが早い
ビールでは腹が張る ウイスキーじゃ 高すぎる
民衆の酒 焼酎は 安くて まわりが早い
♪~朝日が汚れた工場の窓を
照らせば 俺たちゃ職場に散らばる
若者や娘達の胸が曇らぬよう
心に夜はない いつも夜明だ
心に夜はない いつも夜明だ
世の中の右も左も分からない時代の経験だったが不思議な活気があった。
今は労働運動も影が薄れ、労組の存在意義も問われる時代となってしまった。
派遣法の制限撤廃で非正規社員が急増し、労働分配率が急降下し、それが
人口減や経済の低迷に直結してしまったように思える。