我が家の石倉はジイチャンの残した貴重な遺産のひとつ。
米の販売先を産直に一本化している関係から保管場所として重宝している。
しかし、ジイチャンの時代は収穫したコメを全部JAに出荷していたので
折角の穀物貯蔵庫も「飯米用の数袋の玄米を保管するだけ」と化していた。
そのため、石倉の一部に棚を作り主に冠婚葬祭用の大量の食器類の保管
場所として活用していた。
昨年までは石倉に置き切れない米を冬季限定で調製機のある部屋に一時
仮置きしていたが、ここ数年、ネズミの被害に遭うようになり困っていた。
そのため石倉に新たな保管スペースを確保するため棚を撤去することにし、
半世紀近くも使われた形跡の無い丼ぶり、皿、茶碗、御猪口、御銚子等々を
処分することにした。
そして、野菜のコンテナ10数個に入れた約300㎏の陶器を清掃センターに
運び2500円余を支払って片付けることが出来た。
突然前倒しすることになった断捨離は大変だったが、片付けを終え少し
気持ちが楽になった。