数年前に起きた雪害でハウス二棟が崩壊し、その中に置いてあった
小型トラクタや運搬車、大豆脱穀機等が押しつぶされ使えなくなった。
幸い、ハウスの再建と小型トラクタの更改については全額ではないが
国等の補助が得られたので被害は最小限に抑えることが出来た。
今月、県に会計検査院が入り、当時の補助金支給が適正に行われていた
かをチェックするとのこと。
そのため市の担当者二人が二棟のハウスと小型トラクタの確認に訪れた。
小型トラクタはハウス内の耕起専用なので、使用頻度は他のトラクタと
比べると極端に少ないため車庫の中で埃まみれとなっていた。
それでは失礼になると、息子が洗車機を使って綺麗に洗い流してくれた。
会社時代、社内外の監査等の対応を担当したことがあったが、会計検査院は
「理屈が通っているか否か」がチェックの中心だった。
しかし、東京国税は視点を異にし「どれだけ追徴出来るか否か」に重点が
置かれ、少額な支出については調査の対象外だった。
当時、電電公社からNTTへ移行した初年度で不慣れだったこともあり、
期間損益に大きく影響を及ぼす棚卸の不手際を指摘されてしまった。