先週の月曜に続き妻が入院加療中の磐井病院の前川医師から病状説明があり
妻と娘も同席した。
〇病名 破傷風、嚥下障害
・2023年10月12日寺崎医院より当院を紹介され破傷風と診断し、23日
まで岩手医科大学で治療を受けた以後、当院で嚥下機能を中心にリハ
ビリテーションを行っています。
・11月2日経鼻胃管を抜去し、経口摂取のみとしています。
むせなどもなく、嚥下機能や構話も確実に回復しています。
・1日1500kcal程度の熱量を摂取することが望ましいです。
・耳鼻科医師に診察依頼し、問題が無ければ退院可能と考えています。
当初考えたリハビリ専門医へ転院する必要は無く、当院でのリハビリ
のみとし来週あたりに退院出来る見込みとなっています。
若干の質疑応答の後に「学術発表に関する承諾書」の署名を求められた。
一週間も「飲めず食えず」が続いたにも関わらず破傷風と気付くのが遅く
重篤化してしまったことや傷を負った記憶が無いにも関わらず罹病した点も
含めて是非活用して貰いたい旨を伝え署名に応じた。

(県立磐井病院)
〇「学術発表に関する承諾書」
破傷風は、戦後は多かったがワクチンの普及とともに罹患者数が減少し
国内では年に100例程度(今年、県内では熊谷さんが初めて)の報告しか
ありません。
しかしながら、嚥下障害のみならず心肺停止に至る恐ろしい感染症です。
嚥下障害が初発症状であり、非典型的でしたが、かかりつけ医、高度救急
医療センターと連携し、回復することが出来ました。
熊谷さんの治療を通して得た教訓を、学問の発展のため、学会や論文を
通じて報告したいと考えています。
なお、学会や紙上発表の際には匿名化し、個人情報は公開されません。