戦後の団塊の世代だったことが影響しているためか、同級生は長男が多く
地元に残っている割合が多いが、女性は首都圏等に就職或いは結婚で一関を
離れてしまっている。
しかも、今回の住所録は約20年前の同級会開催時に作成されたものなので
既に非現行となっていた。
案の定、往復ハガキの2割弱が宛名不明で返送されて来た。
それでも最後の同級会となるので一人でも多く参加して貰いたいとの思いから、
前回参加者の現住所は、あらゆる手法を使って究明し、戻った往信ハガキに切手
を貼り直して再送している。
(小学校時代の写真は無いものと思っていたが、捜したら出て来た)
昔は田園地帯の中にある散居集落だったので、 現住所は実家に確認出来れ
ば早いが、既に転居或いは空き家になっている例もあり、古い住宅地図と電話帳
を駆使して近隣の住人や親戚に確認したりもしたが、それでも究明できない場合も
あった。
それらの手立ても尽き「万事休す」となっても諦め切れず、藁にもすがる
思いで昔の同僚の奥さんに照会してみたら「彼女は私の従妹よ」と瓢箪から
駒が飛び出て驚いたこともあった。
返信ハガキが届くのは来週からで、最終的な参加者は20人前後と見込んで
いるが、「捕らぬ狸の皮算用」とならないことを願っている。