今朝の地元紙等に「インボイス制度、順調にスタート」と報道されていたが、
それは従来からの課税事業者のことかと思われる。
産直に出品している生産者の大半は免税事業者だったので制度改正が実質
的に増税となるにも関わらず、未だに「何のことか分からない」というのが
実態となっている。
そのため店側から10月分の売上明細が示された時点で、売上金額から消費
税分8%が控除されているのを見て、初めて「増税」に気が付く。
もしかすると、 売上総額だけ確認して気が付かない可能性も有る。
これまでは消費税分も売上に加算される前提で価格を設定して来ているの
で、従来の手取り額を確保するためには8%上乗せした価格設定が必要となる
にも関わらず、殆どの生産者は10月になっても従来のままの価格設定として
いる。
オンリーワンの商品或いは他と差別化できている商品は上乗せ可能だが、
それ以外の競合商品については自分だけが上乗せする訳には行かないのが
辛いところ。
東の山の大豆畑約1haを囲っていた電気柵の殆んどがイノシシに倒され、
機械本体も一部破損し、大豆も大きな被害に遭っていた。
慌てて外周の雑草をトラクタで刈り取り、電柵を張り直して機械とバッ
テリーも取り換えた。