朝から雨の一日となったので退院後の妻の療養も兼ね二カ月振りに真湯温泉
に向かった。
真湯温泉の露天は内風呂と異なり茶色に濁っているのが特徴だが、源泉掛け
流しながらも湯温は日によって若干異なり、風が強い日などはヌルクなり勝ち
だった。
私は「ラーメンはやわらかめ、温泉は熱め派」なので今日は絶好の湯温で、
露天のみを利用した。
「露天の方が効能大」と信じて疑わない妻も同様で、帰宅後に十分に昼寝の
時間を確保したら、動きが限定されたままと首も「少し回復傾向になった」と
喜んでいた。
入浴前、例によって巨木の森に立ち寄ったが既に葉を落し「冬モード」に
なっていた。
間も無く根雪に覆われるに違いない。