安心、安全と美味しさへのこだわり
そんな「こだわりの農業ブログ」を毎日更新
主役の妻は生産部長、夫は営業部長兼雑用係
トラクターは耕耘のみでなく草刈り、中耕除草、代かき、堆肥撒き、肥料撒き等でも
活躍する。
その際にロータリーを外し、それぞれの作業に見合った機械を取り付けることになるが、
大部分はワンタッチの簡単操作で取り換え可能だ。
しかし、堆肥撒きだけはやや複雑な工程を経なければならない。

(午後二時の写真。朝から降り始めた雪は一日中降り続いているので明朝はかなりの積雪
となりそうだ。)
これまではクボタの営業マンの「熟練の腕」頼みにしていたが、今日は自力で挑戦してみた。
股関節手術後でリハビリ中の息子が立ち会って「口の手伝い」をしてくれたことも幸いし、
無事に堆肥撒き用のスプレッダーを外し、ロータリーに付け替えることが出来た。
明日は「真冬日」との予報だが、今日外したスプレッダーを別のトラクターに付ける作業に
挑戦してみたい。
生産部長は札幌に出かける際に初めて携帯電話を購入した。
(今までは携帯電話を持つ必要性が無かった。)
その携帯電話に未だ馴染まない内に、札幌で娘夫婦からスマホを奨められ契約することになった。
十分に使いこなせるか否かはやや疑問だが、少なくとも初孫の写真や動画を送って貰うためには
好都合らしい。
「スマホは不要」と思っていたが初孫誕生で環境が大きく変化したようだ。

整地のため木の根を抜いて集めた「土の壁」が新しい三ヵ所の畑にそれぞれ残っている。
希少な平地を廃土に占拠させたままでは将来に禍根を残しそうなので、撤去費用が掛かるが
冬の間に撤去するつもりでいる。
仙台年金友の会(自称)のメンバーでブログの愛読者でもあり、人生の良きアドバイザーでもある
荒川先生から贈り物が届いた。
片方は「御祝」のノシが付いた山形の銘酒「初孫」だった。
一方は、初めてお目にかかる会津坂下の「一生青春」で、その箱の裏には以下が印刷されていた。
今心の豊かさの時代。
いつまでも、いくつになっても
青春の心を持ち続ける人生を
応援する味わい深い酒。

先生からのメッセージは一切無かったが、どちらも目いっぱいの「無言のメッセージ」が込められた
心温まる贈り物だった。
今年の赤蕪収穫は全く手つかずのままだったが、ようやく今日からスタートした。
こんなに遅いスタートは初めてだが、出産立会等で手が回らないことを予め予測し
作付け面積を絞り込んでいた。
(今日収獲した赤蕪畑)
寒さも一旦緩み、畑の雪も消えていたので収穫は楽で助かった。

これで、各産直の店頭に並べる商品が明日から一品目増えることになった。
娘の出産立会で二週間ほど不在だった生産部長が昨夕帰宅し、早速今日から「現場復帰」し
出荷準備等を再開した。

札幌の病室を退居する際、娘がメソメソと泣き出したため「何か特別の事情でもあるのかも?」と
同室のママさん逹が訝しがったとのこと。
48年前、結婚して半年後の春、私が全寮制の東京の研修所に向かう際、涙を流しながら見送った
妊娠中の妻の姿が娘と重なった。
涙もろいDNAは娘にもしっかりと引き継がれているようだ。