霜後桃源記  

安心、安全と美味しさへのこだわり
そんな「こだわりの農業ブログ」を毎日更新
主役の妻は生産部長、夫は営業部長兼雑用係

水不足

2022-05-20 21:51:14 | 天気
   4月1日の雨は代かきや田植え直前の「恵みの雨」となったが、その後
13日に僅か数ミリの雨が降ったのみで晴天続きとなっている。
   田畑は雨を切望しているにも関わらず、週間天気予報に傘マークは全く出て
来ない。
 堤の水は干上がる一歩手前となり、畑に蒔いた枝豆二週間経過しても芽が
全く出て来ていない。


   中里の従弟が「折角芽を出したニンジンが雨不足で枯れてしまった」と嘆い
ていたが、その思いをするのなら「芽を出さなかったのが不幸中の幸い」
というべきか。
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市野々の畑

2022-05-19 17:57:00 | 野菜
 午後5時前、市野々の畑の耕起を終えた従弟がトラクタを運んで来てくれた。
 本来であれば一献傾け感謝すべきところだが、夕方予定が入っていたので
折り返し車で送ることにした。
 そして、そのついでに「仕事の成果」を見せて貰った。
 
 市野々の畑も自前工事で土手を撤去し6枚の畑を3枚に集約したばかりな
ので急傾斜部分の耕起が大変だったはずだが、二~三度耕起を繰り返してくれ
らしく、なだらかな傾斜地となり立派な畑に変身していた。
 さすが農家の長男だけあって私の仕事とは「質に違いある」と感心させられた。



 耕起を終えた畑の写真は記録としての価値はあるが無味乾燥に見えるので
代わりに庭からの景色と花を撮って帰って来た。
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マニアスプレッター

2022-05-18 21:35:36 | 機械
 堆肥を散布する際に大きな力を発揮するマニアスプレッターだが、トラクタ
に装着したり外したりするのは簡単ではない。
 ロータリー、代かきハロー、ブロードキャスター、草刈りモアのようにワン
タッチ方式ではないためいつも苦戦することが多かった。
 クボタのOさんがやれば3分で済むところを1時間もかかり、特にユニバー
サルの接続には殊の外難儀していた。

 それでも最近になって頻繁に装着替えをする機会が多くなり「習うより慣れ
よ」で徐々に短時間で装着替えが出来るようになって来た。


 
 午後5時過ぎにマニアスプレッターを洗車して倉庫に格納してからロータリ
を装着して市野々の耕起に向かった。

 夕方、たまたま作業を見学していた従弟が「明日、俺がやってあげるよ」
言ってくれたのでトラクタを置いて帰ることにした。
 そして、迎えの車が来るまでの間、山菜を酒の肴にビールをご馳走になった。
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反戦歌「花はどこへ行った」

2022-05-17 21:13:56 | 社会
 反戦歌というとジョンレノンのイマジンを思い起すが、若い頃によく聴いた
ジョーンバエズの「花はどこへ行った」は「悲恋の歌」と思って聴いていた
が、後に反戦歌であることを知った。
 Where have all the flowers gone, long time passing?
 Where have all the flowers gone, long time ago?
  Where have all the flowers gone?
  Young girls have picked them everyone.
  Oh, when will they ever learn?
   Oh, when will they ever learn?

 今朝の毎日新聞「余録」によると、この歌がショーロホフの「静かなドン」
と縁の深い歌であるという。

毎日新聞「余録」2022.5.17
ロシアのノーベル文学賞作家、ショーロホフの「静かなドン」は20世紀初頭の
ドン川流域のコサックを描いた大河小説である。舞台はロシアとウクライナ東部の国境地帯に重なる。作家自身、この地域で生まれた▲コサックの妻が子守歌を歌う。ガチョウがアシの茂みに隠れ、それを娘が刈り、娘は嫁に行き、夫は戦(いくさ)に出かける。昔話のような詩をヒントに米国のフォークシンガー、ピート・シーガーが反戦歌「花はどこへ行った」を作った▲花を摘んだ少女が愛した若者が兵士になり、故郷を離れて墓の土になる。そこに野の花が咲く。1960年代にベトナム反戦運動の象徴になり、その後も歌い継がれた。日本では加藤登紀子さんの訳詞が有名だ。欧州ではドイツ出身の大女優、マレーネ・ディートリヒが英仏独3カ国語で歌い、人気を博した▲パリに滞在するロシアの女優、レナータ・リトビノワさんが動画投稿サイトに短編映像を発表した。ウクライナ侵攻に反対して出国した。ディートリヒの歌をバックにロシア語の歌詞を朗読し「いつになったら気付くのか」と問いかける▲日本では歌手のMISIAさんがコンサートで歌い続ける。大型連休中には山梨県・河口湖のライブに加藤さんを招いた。「どこへ行ったの 野に咲く花は」とともに歌い、平和を祈った▲激戦が続くドンバス地方にはドン川の支流ドネツ川が流れる。大義なき戦いに戦意を失うロシア兵も少なくないという。プーチン大統領は「いつになったら気付くのか」。


 一関ミートさんから2tトラック10台分の堆肥を後山の畑に運んで貰い、
午後の四時間を掛けて無事に撒き終えた。





 集中力が途切れて来た午後6時頃、周囲の林を見渡したら藤の花が「我が
世の春」を謳歌していた。
 魚沼のスベルベさんもブログ「畑に吹く風」で書いていたが、藤の花が
咲いているのは「山の手入れ」が為されていないことの証明でしかない。
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後山の畑

2022-05-16 21:11:20 | 経営
 草刈り稼働の削減が主目的だった後山の畑の圃場整備が今日終了した。
 周囲を囲い厚い壁となっていた竹藪を根こそぎ剥ぎ取って貰っただけでも
経費を掛けただけの価値があったと受け止めている。
 
(北側)
 (南側の今回整備分)

 夕方、仕事を終えた業者を見送ってから早速ブロキャスを使って炭カルの
散布を行った。
 明日になると堆肥が搬入されるので今度はマニアスプレッターで散布し、
すき込む耕起作業がスタートする。

 今回の圃場整備で南北に16枚あった畑が3枚に集約され耕地面積も広くなっ
たが、これだけ広く長くなると管理機での除草では気が遠くなる。
 二畝おきに畝間を広くし「トラクタ耕起による畝間除草」という新しい方法
にチャレンジするつもりでいる。
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