霜後桃源記  

安心、安全と美味しさへのこだわり
そんな「こだわりの農業ブログ」を毎日更新
主役の妻は生産部長、夫は営業部長兼雑用係

枝豆の収穫

2024-10-11 19:33:49 | 
 明日から三連休、それに備え枝豆の出荷量も増やしたい。 
   午後2時から市野々の畑で「秘伝」の収穫、4時から5時過ぎにかけて近くの
畑で「かおり豆」を収穫した。
   その後、今日の内に済ませたい仕事があったが、収穫作業で体力を消耗し
尽くしてしまったので明日以降に延ばすことにした。
  収穫量が多ければ脱莢作業や選別作業にも時間を要するので明朝はいつも
よりも早めのスタートとなる。


 写真は、市野々の畑で運搬車から軽トラに積み替えたところ。
 

  
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「教科書通り」ではない

2024-10-10 20:20:38 | 
 マメ科植物は「根粒菌を形成するから肥料はいらない」或いは「肥料を与え
過ぎると葉のみが茂り実をつけない」が従来からの定説となっている。
 しかし、実際に枝豆や大豆を作付けしてみると本説には疑問符が付く。
 肥料気がない土地では育たないが、堆肥を与えると良い作柄となっている。
 また、葉が茂るのみなのは「高温障害」であって肥料過多が原因ではない
ように思える。


 玉屋(種屋)のオヤジとそんな論戦を展開し「作物に限らず、世の中は教科書
通りには動ていない」か今朝の結論となった。
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耕作放棄地の行く末 

2024-10-09 19:33:05 | 経営
 戦後の開拓農家の養子となった叔父(バアチャンの弟)が、高齢により
農業を維持できなくなり「役所やJAに廃農届を出した」とのこと。
 以前に親戚の葬儀でお会いした際「土地は国から借りているものだから
後継者が居なければ国に返すだけのこと」と話していたので心配になり自宅
を訪ねてみた。
 しかし、既に三人の子供達に土地を三分割して相続することで通知済みと
ことだった。


 (季節外れのシャクナゲ)
 山林は放置したままでもいいかもしれないが、原野と化した田畑を維持する
のは困難なので、いずれは木々が繁茂する「山」になるものと思われる。
「維持できない農地は負の遺産」でしかないが、理屈では分っていても頭を
切り換えることは簡単では無いようだ。
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美味しいものを選ぶ基準

2024-10-08 20:44:59 | 生活
 米や野菜は自家生産物で賄うが、果物や魚介類は購入せざるを得ない。
 同じ買うなら美味しいものを選びたいが、梨やリンゴは判別が難しく
「当りハズレ」が多い。
 そのため、同じ分量で価格の違いがある場合は、迷わず高い方を選ぶ。
 なぜなら、「価格の差=品質の差」と推測出来るからである。
 カツオの刺し身も同様に「当たりハズレ」が多いので、最近は極力大きい
ものを「柵」で購入するようにしている。
 価格は張るものの大きい方か「脂がのっている」確率が高いからである。


 (早朝の脱莢作業。出勤前の息子が手伝ってくれている)

 薄給のサラリーマン時代は「価格優先、味は二の次」で一番安いものを
選ぶ方が多かった気がするが、就農後、各種農業機械を購入するようになり
「安物買いの銭失しない」を繰り返した結果の「変化」かと思われる。
コメント (1)
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「腰が曲がったね」の一言にショック  その二

2024-10-07 18:04:00 | 健康
 奥様は若い頃、背筋がピンと伸び立ち姿が素敵な女性だった。
「あれから60年」今は毎日腰を曲げて仕事をすることが多く「必然の流れ」
徐々に背中が丸みを帯びて来ている。

 
 晩年のバアチャンは腰が直角に近い形で曲がっていたが、農作業だけでなく
炊事洗濯もこなしていたので「この家で一番働いているのは私だ」と胸を張っ
ていた。
 その後継者となった奥様もいずれは腰が曲がり始めるものと思われるが、
それは「農家の主婦の勲章」であり「嘲笑の対象」としたら罰が当たる。

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