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観客席で思ったこと ~200文字限定のスポーツコラム~
 



<スポーツ雑感 2019/1/13>
皇后杯(女子)全日本バスケットボール選手権で、JX-ENEOSが6連覇を達成した。第1ピリオド6分すぎに、ベンチスタートのエースガード吉田を投入し、トヨタ自動車を逆転すると、あとは一方的な展開となった。吉田・渡嘉敷のホットライン、主軸となった宮澤に加えて、若手も順調に成長しているJXに隙はない。ただ、観戦者としては勝負の行方がわかっていてはおもしろくない。JXを脅かすチームが現れることを期待する。


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<スポーツ雑感 2017/1/8-3>
全日本バスケットボール選手権・女子決勝は、JX-ENEOSが余裕で富士通を退け4連覇を果たした。JXの強みは、渡嘉敷という絶対エースをおとりに、間宮、宮澤らが着実に得点を重ねるところにある。Wリーグのレギュラーシーズン1次ラウンドでも、JXは22勝無敗で独走状態だ。世界の舞台で、リオ五輪のベスト8以上の成績を残すためには、普段から国内でもっと熾烈な競争が必要だろう。JXを脅かすチームよ、出てこい!


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<スポーツ雑感 2016/9/24>
光と音による派手な演出とは対照的に、Bリーグ開幕戦2試合は、地味で低調な内容だった。男子バスケ・トップリーグの「最強対最強」と謳いながら、2試合でダンクシュートは、たったの2回(各1回)だけ。フリーでのシュートミスも多く、試合で盛り上がりたい観客もどうしようもない。試合後、場内アナウンスに応じて拍手がおくられたが、ブースターがすべきことは、情愛のこもったブーイングをあびせることだったのではないか。




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<スポーツ雑感 2016/9/22>
男子プロバスケットボール「Bリーグ」の開幕戦の見どころは、世界発というLED版を敷き詰めたコートだ。派手な演出のインパクトは大きく、会場を盛り上げた。ただ、これは開幕戦だけのもので、「Bリーグ」の標準ではない。この日だけの開幕セレモニーに特別な演出をするのはわかるが、開幕戦限りの試合中の派手な演出に疑問を感じた。24日には各地で他チームの開幕戦がある。本当の「Bリーグ」はそこから始まることになる。


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<スポーツ雑感 2016/9/13>
開幕まで10日となった男子プロバスケットボールリーグ“B.LEAGUE”の開幕直前会見に行った。その記者会見には、事前に応募して当選したファン約100人が招待されていた。会場で撮った写真をSNSで拡散してもらうのが、主催者の狙いだ。会場の後方で、立ち見にもかかわらず、みな熱心にスマホで写真を撮り(動画は禁止)、即座に何ごとかを書き込んでいた。100人以上は集まっていたプロの記者たちの心境はいかに。




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<スポーツ雑感 2016/7/9>
新しくなったプロ・バスケットボール「B.LEAGUE」の開幕戦チケットが当たった。幸運だったのか、倍率が低かったのか。おそらく後者だろう。日本のバスケットボールのトップリーグとして統一、再編成されたわけだが、結局、選手は昨年までとあまり変わらない。日本代表は、リオ五輪最終予選であっけなく敗退した。多くのファンは、リーグの名前が変わり、演出が派手になっただけという、冷静な見方をしているのではないか。


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<スポーツ雑感 2016/1/4>
代々木第2体育館で、全日本バスケットボール選手権、女子準々決勝の3試合を観た。トヨタ対シャンソンとデンソー対三菱電機は予想通り、大接戦を楽しめた。隣の第1体育館では男子の準々決勝4試合もあった。両方観れればいいのにと思い、公式サイトを見てみると、半券を見せれば、もう片方の会場には半額で入れるとのこと。いっそのこと1枚で両方入れるようにして、もっとアピールすべきではないか。場内はガラガラなんだから。





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<スポーツ雑感 2015/12/28-2>
高校バスケ・ウインターカップの男子準決勝第2試合に能代工業が登場した。能代工業と言えば、田臥勇太がいたときの3年連続3冠(高校総体、国体、ウインター杯)は、日本バスケの絶頂期でもあった。しかし、この10年ほどは上位進出できずにいた。久々の能代工業を懐かしみ、おおいに期待したが、相手の土浦日大の外角シュートを抑えきれずに、最後、突き放されて敗れた。能代工業の完全復活には、もう少し時間がかかりそうだ。



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<スポーツ雑感 2015/12/28>
高校バスケ・ウインターカップ女子決勝は、4連覇を狙った桜花学園を下した岐阜女子が初優勝した。互いに相手を知り尽くしたチーム同士。第1Pは8対4で桜花がリードというロースコア。これは想定内。だが、桜花にとって想定外だったのは、エースの馬瓜ステファニーが、第3Pで4つ目のファウルを犯してしまったこと。桜花のファウルトラブルという隙を逃さず、着実にチャンスをものにした岐阜女子のしたたかさはさすがだった。



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<スポーツ雑感 2014/12/29>
バスケットボール高校男子ナンバー1を決めるウインターカップは、先発5人全員が2年生の明成高校(宮城県)が連覇した。前半こそ得点源の三上が抑えられ苦しい展開だったが、残り30秒余りで逆転し、勝利をもぎとった。ベナン人の父親をもつハーフの八村塁ら、この試合で活躍した選手たちの将来は国内にとどまらないはずだ。日本協会の不手際で閉ざされてしまった国際大会への道が、1日でも早く再開して欲しいと改めて思った。


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<スポーツ雑感 2014/10/24>
このコラムでも、何度かとりあげたバスケの話題。FIBAへの回答が間に合わないことは確信していたが、期限の1週間前になって協会の会長が辞任するとは…。これで、日本チームが国際大会から締め出される可能性がますます高くなった。「団体のコンプライアンス」「リーグの統一」「代表の強化」が当面の課題。「代表の強化」は余計なお世話だが、それを含めて解決案は見えない。大人の事情が若者の夢を阻んでいるのではないか。




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<スポーツ雑感 2014/10/17>
バスケットボール界にうれしいニュースだ。NBAに挑戦していた富樫勇樹が、ダラス・マーベリックスと契約し20人の枠に入った。一方、国内ではリーグの統一問題が解決せずに、国際バスケットボール連盟から警告を突き付けられた状態だ。このままでは、開催国でありながら2020年東京五輪に出場できない可能性もある。NBAプレイヤー、富樫の勇姿を東京五輪で見たいというファンの熱い思いが、現実のものになることを願う。

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<スポーツ雑感 2014/7/17>
日本のバスケットボール男子国内リーグには、NBLとbjリーグの2つがある。これが、国際バスケットボール連盟の逆鱗に触れ、国際試合に出場する資格をはく奪されようとしている。そうなると、2020年東京五輪にも出場できない。日本協会は、統一プロリーグの創設を目指しているが、NBLには反対派がいて、両者が歩み寄るのは難しそうだ。東京五輪を口実に、どちらかが切り捨てられるかもしれない。期限は今年の10月だ。

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JBLプレーオフ第1戦
アイシン 77対88 リンク栃木
2010/4/10

ディフェンディングチャンピオンのアイシンとプレーオフ・ファイナル初進出のリンク栃木の対戦。竹内公輔、桜木ジェイアール、ジョシュグロスの3枚の高さをガード柏木真介がコントロールするアイシン。対する栃木は、田臥勇太、川村卓也を中心とするスピードと魅せるプレーが特徴。

会場の代々木第2体育館は、試合開始1時間半前には当日券まで完売し、続々と観客が集まる。特に、栃木の応援席は満席状態で、早くも応援に熱が入っていた。

ティップオフ後、最初の得点は、アイシン竹内のダンクシュートから生まれた。いきなり場内が沸きあがり、好ゲームの予感。なにしろ、栃木の応援の声が凄い。JBLでこれほど盛り上がったのを見たことがない。

出だしこそかたかった栃木も徐々に盛り返し、第1ピリオドは23対23の同点で終わる。続く第2ピリオド、栃木がゾーンディフェンスに変更。これが、やや裏目に出た。アイシンの得点を止められず、自らの攻撃のリズムを崩し、結局10点差(39対49)をつけられてしまう。

後半の第3ピリオド、いよいよ栃木の踏ん張りどころ。点差が広がりそうなところで、田臥のスティール、速攻なのでどうにか持ちこたえたが、11点差で最終ピリオドを迎えることになった。アイシンにとっては、ゲームプランどおりの展開。しかし、ファウルが多くなってきたのが気になった。

第4ピリオド、いよいよ窮地に追い込まれた栃木を救ったのは、やはりエースの田臥と川村だった。そして、エースのプレーに呼応してボルテージがあがる観客席からの大声援。コートと観客席の相乗効果で、流れは完全に栃木のものになる。残り3分で74対74の同点。シュートがはいらず、ターンオーバーを重ねるアイシン。最後はエースガード柏木もファウルアウト。そこで、試合は決まった。

大声援の後押しを受けたリンク栃木の大逆転で始まったJBLプレーオフ・ファイナル。「応援のチカラ」をあらためて感じた試合だった。




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WJBL JOMO対富士通
2009/11/13 代々木第2体育館

開幕時には、富士通に連敗したJOMOが雪辱を果たした。終わってみれば、全4クォーターともJOMOがリードしていた完全勝利だった。

JOMOは、大神、吉田、そして新キャプテンの田中が、いつものように安定した、攻撃的なプレーを見せた。諏訪、林、新人の間宮らセンター陣も大神、吉田らとのコンビネーションよく得点を重ねた。そこに、途中交代出場の内海が好プレーでつなぐ。

85点を取った攻撃以上によかったのが守備だった。高い位置からのプレッシャーとポストプレーヤーの裏のカバーリングは、まさに基本通り。マンツーマン・ディフェンスのお手本のようだった。

一方の富士通は、昨年までのエース・矢野良子が抜けた穴が大きい。2年前の全日本選手権で優勝した時に、6番目のプレーヤーとして大活躍した名木がキャプテンとして頑張っているが、矢野の存在感とは比べ物にならない。外角の攻撃力が低下したために、相手はゴール下の守備に集中できる。

富士通は、岡里新監督のもと、プレイオフを見据えてのチーム作りの途中と見るが、どんなチームを目指しているのだろうか。しばらくは、暗中模索状態か……。



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