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観客席で思ったこと ~200文字限定のスポーツコラム~
 



<スポーツ雑感 2015/12/28-2>
高校バスケ・ウインターカップの男子準決勝第2試合に能代工業が登場した。能代工業と言えば、田臥勇太がいたときの3年連続3冠(高校総体、国体、ウインター杯)は、日本バスケの絶頂期でもあった。しかし、この10年ほどは上位進出できずにいた。久々の能代工業を懐かしみ、おおいに期待したが、相手の土浦日大の外角シュートを抑えきれずに、最後、突き放されて敗れた。能代工業の完全復活には、もう少し時間がかかりそうだ。



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<スポーツ雑感 2015/12/28>
高校バスケ・ウインターカップ女子決勝は、4連覇を狙った桜花学園を下した岐阜女子が初優勝した。互いに相手を知り尽くしたチーム同士。第1Pは8対4で桜花がリードというロースコア。これは想定内。だが、桜花にとって想定外だったのは、エースの馬瓜ステファニーが、第3Pで4つ目のファウルを犯してしまったこと。桜花のファウルトラブルという隙を逃さず、着実にチャンスをものにした岐阜女子のしたたかさはさすがだった。



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<スポーツ雑感 2015/12/21-2>
読売新聞の「2015年読者が選んだ日本10大ニュース」を見て、びっくりした。1位の「ノーベル賞に大村、梶田両氏」に次いで、「ラグビーW杯、日本は3勝の歴史的快挙」が2位に入っていた。過去5年間のスポーツネタには、2020年東京五輪決定、ロンドン五輪での日本選手団の活躍、なでしこW杯優勝があった。今年のラグビーの盛り上がりはこれらに匹敵するのか。節操のないメディアの影響を受け過ぎているのではないか。


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<スポーツ雑感 2015/12/21>
クラブW杯は、FCバルセロナが3対0で勝利し優勝した。リバープレートは、熱いサポーターの後押しを受けて、序盤から厳しく激しいあたりでバルセロナに立ち向かったが、MSNが揃った攻撃陣を抑えることはできなかった。それにしても、MSNの個性的なプレーと、その個性が絡みあった、流れるような攻撃にはため息しかでなかった。そして、それ以上に、MSNの躍動を支える脇役たちの能力の高さを思い知らせた決勝戦だった。









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<スポーツ雑感 2015/12/18-2>
遠藤五輪担当大臣らは、新国立競技場の財源確保のために、新たなトトの対象としてラグビーを検討しているようだ。野球が賭博問題で難しくなったので、今度はブームのラグビーに乗り換えたか。ならばいっそのこと寄付を募ったらどうか。ガンバ大阪の新スタジアムは約140億円の寄付で完成した。五輪好きの日本人は、ガンバ・サポの10倍はいるだろう。2020年東京五輪の開会式のために造る新国立への寄付は惜しまないはずだ。




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<スポーツ雑感 2015/12/18>
クラブ・ワールドカップ準決勝の第2試合は、FCバルセロナが3対0で、広州広大を軽く退けた。この試合、注目のMSNのうちピッチに立ったのはスアレスだけ。アジアの王者もなめられたものだと思ったが、そのスアレスにハットトリックを決められては、もう何も言えない。攻め気を感じさせないウォーミングアップのようなパス交換を繰り返しながら、いつの間にかバルサが3点を奪っていた。そんな印象の不思議な93分間だった。



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<スポーツ雑感2015/12/17>
新国立競技場のB案を見て、2014年ブラジルW杯の会場のひとつ、ブラジリアのスタジアム(写真)を思い出した。ぐるりと囲む柱が印象的だった。新国立競技場は72本の純木製の柱だそうだ。日本らしさが醸し出されることだろう。屋根の軽やかさは、フランス・サンドゥニのスタジアムを思わせる。実は、ブラジリアもサンドゥニも、ぼくのお気に入りなのだ。新国立は、どちらかといえば、B案の「杜のスタジアム」がいいと思う。




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<スポーツ雑感 2015/12/16-2>
14日に公開された新国立競技場の2つ技術提案書を眺めている。企画書としてはよくできていると思うが、これで1500億円の行方が決まっちゃうの?とも思う。緑豊かなA案のイメージ図には、(競技大会後30年の姿)と書いてある。競技大会とは2020年東京オリ・パラだろうから、この姿は2050年の新国立競技場の周辺だ。A案の「杜のスタジアム」が本当の意味で完成するのは、次のサッカーW杯日本開催のときのようだ。



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<スポーツ雑感 2015/12/16>
澤穂希が、今季限りで現役を引退することになった。来年2月のリオ五輪予選の突破に、さらにはリオ五輪で、なでしこジャパンが上位進出するためには、まだ、澤の存在が必要だと思っていた。その一方で、女性向け生活情報誌「エッセ」12月号の表紙のやさしい笑顔に、もう戦う顔じゃないな、とも思っていた。いずれにしても引退は本人が決めること。ぼくとしては、2011年女子W杯優勝という体験をくれたことに、あらためて感謝したい。


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<スポーツ雑感 2015/12/13-2>
「新国立競技場問題の真実」(幻冬舎新書)を読んでいる。あの新国立競技場の一連の騒動を、一番熱心に追い続けた東京新聞・森本智之記者が振り返っている。再コンペに応募した新たな技術提案書(デザイン等)は、明日(14日)14時に公開される。その前におさらいをしておこうと思った。読みながら、そして最近報道された東京都の負担具合などから、白紙撤回された前回と、コトの本質はあまり変わっていないのでは、と思っている。


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<スポーツ雑感 2015/12/13>
サッカー欧州選手権EURO2016フランス大会の組み合わせが決まった。これまでのEUROはグループリーグでもはずれ試合がない、どれも好試合が期待できる大会だった。しかし、今回は24チーム、欧州連盟の約4割が出場する。ぼくが確保したチケットの試合は、北アイルランド対ドイツ、アイスランド対オーストリアとなった。ドイツ以外は、初めて観るチームなので新鮮ではある。イメージ的には、硬いサッカー同士の対戦を楽しむことになるだろう。


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<スポーツ雑感 2015/12/7>
本日、正午に締め切られた2020年東京五輪・パラ大会のエンブレムの応募数は、1万4599件だった。数日前、5000件を超えた段階で、スポーツ庁のある方が「どうやって絞り込むんだろう」と不安げな発言をしていたが、その約3倍になった。不安は3倍以上に膨らんだのではないか。決定は来春。その4、5カ月後にはリオ五輪が迫る。もう、まったなしだ。今回の応募作品のなかに、万人が納得するデザインがあることを祈る。


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<スポーツ雑感 2015/12/6>
昨日のJOA(日本オリンピックアカデミー)セッションのテーマは、五輪ミュージアムだった。事例は、ローザンヌ、長野、札幌、そして五輪パートナーのパナソニック。差はあるものの、いずれもミュージアムというよりも体験・体感できるテーマパークのようで、五輪運動の拠点として、もっと重要視されるべきだと思った。そして、旧国立競技場内にあった、日本最多の収蔵物をもつ「秩父宮スポーツ博物館」の行方が気になりだした。


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