G大阪・遠藤のどん欲宣言

＜スポーツ雑感 2015/2/28＞
ゼロックス・スーパー杯の試合前、浦和とG大阪の主将が「＋Quality宣言」をした。「審判や対戦相手をリスペクトし…」という行儀のよい浦和・阿部に対して、G大阪・遠藤は、Jリーグとしての目標姿勢に加えて、「タイトルを全部獲るつもりで臨む」とチームの目標を宣言した。良い宣言だった。きれいな試合も大切だが、勝利への欲がぶつかり合ってこそリーグの魅力は高まる。この後、G大阪が今季最初のタイトルを獲った。

ACL、日本勢は最悪のスタート

＜スポーツ雑感 2015/2/26＞
サッカーACLが始まった。今季は、日本のクラブがアジアのトップに返り咲くために、リーグをあげて立ち向かっているはずだったが…。2月24日、25日に行われたグループリーグ初戦、日本の4クラブの成績は3敗1分。ちなみに、2014年は1勝1敗2分、2013年は1勝2敗1分、2012年は1勝2敗1分。過去3年と比べても最悪の滑り出しだ。代表がトップから陥落した今、クラブレベルでの巻き返しを願いたいのだが。

ヨコハマ・フットボール映画祭2015

＜スポーツ雑感 2015/2/14＞
ヨコハマ・フットボール映画祭2015で2作品を観た。ギグス、ベッカムら、1992年にマンチェスター・Uでトップデビューした6人が思い出を語る「クラスオブ’92」。もう一つの「ガンバレとかうるせぇ」は高校3年生のサッカー部主将と女子マネージャーの部活での葛藤を描いた邦画。全然違う世界の話のようだが、先輩のいじめは日英共通。こんな発見も映画祭ならでは。ヨコハマは明日15日まで。その後、大阪などで開催。

アギーレの後任、単年度契約で大丈夫か？

＜スポーツ雑感 2015/2/10＞
ＪＦＡはアギーレの後任監督とは単年度契約の方針のようだ。たしかに、Ｗ杯後に、次のＷ杯までの4年間を前提に契約するのは長すぎる。しかし、単年度で成果を出さなければならないとなると、過去2回のアジア杯のように世代交代を難しくするのではないか。評価基準を明確にできるかがカギとなる。もしや、スペインの裁判で潔白が証明されたときに、選手や関係者の評価が高かったアギーレ監督とそのスタッフを呼び戻すためなのか。

「ティアスサーナ」でアジア杯報告会

＜スポーツ雑感 2015/2/9＞
気鋭のサッカーライター、清水英斗さんと北健一郎さんによる「アジア杯報告会」に参加した。場所はオールド・サッカーファンにはおなじみのペルー料理店「ティアスサーナ」。日曜の夜のためかこじんまりしていたが、オフレコ前提のちょっと過激なトークはかなり面白かった。この2人の今後の記事に注目していきたい。なお、報告会の内容の一部は、友人が編集長をやっている「フットボールエッジ」で、近々公開されるようだ。ぜひ！

サムライ・ブルーの初合宿地を巡る

＜スポーツ雑感 2015/2/3＞
1930年5月に明治神宮外苑競技場で開かれた第9回極東選手権大会に向けて、初めて「全日本選抜」としてサッカー日本代表が編成された。それまでの代表は、単独チーム＋補強選手だった。その日本代表が大会直前に合宿強化練習をしたのが東京・石神井公園内のグラウンドだった。その場所は、現在、野球場になっている。選手が寝泊まりした「昭和館」は、今も営業をしている。花見を兼ねた日本代表初合宿の地を巡る企画を検討中。