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観客席で思ったこと ~200文字限定のスポーツコラム~
 



<スポーツ雑感 2016/3/30>
シリア国民は、自国のサッカー代表の奮闘を知っているのだろうか。「スポーツを通じてすべての人々が幸福で豊かな生活を営むことができる『スポーツ立国』を実現する(文部科学省)」ことをめざす日本。「幸福で豊かになって初めてスポーツも楽しめる」という反論もある。こんな議論自体が幸せの証しなのかもしれないと思った。今のシリアにとって、サッカーとは、スポーツとは何なのか。試合を観ながら、そんなことも考えていた。



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<スポーツ雑感 2016/3/24-2>
ロシアW杯アジア2次予選、日本代表がアフガニスタンに快勝した。実力差はあるにしても、岡崎、清武、酒井のクロスからの相手オウンゴール、吉田、金崎と、FW、MF、DFのすべてのポジションの選手がゴールを奪うなど、なかなか愉快な勝利だった。くさびを活かした攻撃パターンの練習にもなったようだ。それにしても、チームを、そして試合をきっちりコントロールしていた長谷部のプレーぶりは見事だった。さすがキャプテン!


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<スポーツ雑感 2016/3/24>
永遠のアイドル、ヨハン・クライフが68歳で亡くなった。「6と8を足すと14か…」。あまりにショックが大きくて、こんなバカなこじつけしか頭に浮かばない。ガンと闘っていたことはニュースで知っていたが、こんなに早く逝ってしまうとは。1974年7月7日の深夜、西ドイツW杯の決勝戦の生中継でクライフ率いるオランダの敗北を観た。敗れたクライフの姿に魅せられ、サッカーの虜になり、今に至っていることを思い出した。



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<スポーツ雑感 2016/3/21>
ブラインドサッカー「さいたま市ノーマライゼーションカップ2016」で、日本代表の未来を垣間見ることができた。守備コーチから新監督になった高田氏が目指したのは攻撃的サッカーだった。積極的なパス交換や中距離シュート、高い位置からの守備に目を奪われた。ゴール前にトップを張りつける新戦術は、残念ながらゴールには結びつかなかったが、何度かチャンスは作っていた。試合は引き分けに終わったが、これからが楽しみだ。





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<スポーツ雑感 2016/3/13>
国内女子プロゴルフツアー第2戦は、昨年の賞金女王「スマイル・キャンディ」、イ・ボミがプレイオフを制した。最終18番、1打差を追うイ・ボミがラフからの第2打をスーパーショットで寄せて、楽々バーディー。その時の解説、岡本綾子さんの「勝つ人って、こうなっちゃうんですね」が現実になった。柏原明日架、飯島茜も粘ったが及ばなかった。外国人選手の連勝で始まった今年のツアー。日本人選手の優勝スマイルも早く見たい。



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<スポーツ雑感 2016/3/12>
ドーピング違反を無くす方法がある。ドーピングの規制を廃止してしまうのだ。規制をしなければ、違反もなくなるというわけだ。薬物を摂ろうが摂るまいが、選手自身が判断すればいい。今のドーピング取締検査は莫大な手間と金がかかり選手の負担も大きい。しかし、その効果は疑問だ。ドーピング・フリーにすれば、かえって薬物への関心が高くなるとともに、暴力指導にもつながる勝利至上主義が見直されるのではないかと思っている。


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<スポーツ雑感 2016/3/11>
月刊陸上競技マガジンを1月から12月まで揃えると、背表紙で1枚の写真になった時代があった。陸上競技界の大先輩の事務所で見つけた。実は、この棚の脇には、1964年東京五輪の陸上競技のスターターが着たオレンジ色のブレザーと補助役員の青いブレザーが無造作に吊るしてあった。他にも…。こういった歴史的な貴重品を展示する公の場がほとんどないのが、今の日本スポーツ界だ。2020年東京大会を機につくれないものか。





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<スポーツ雑感 2016/3/9-2>
報道によるシャラポワの説明要旨。「常用していた『メルドニウム』は今年の1月1日から禁止薬物に指定された。彼女は世界反ドーピング機構から連絡を受けていたが、詳細を確認せずに服用を続けた。そして、1月の全豪オープンのドーピング検査で陽性反応が出た。」彼女の説明が真実ならば、禁止薬物の更新情報の見落としという単なるミス、不注意ではないか。シャラポワがかくも深刻に謝罪している裏には何か事情があるのだろう。



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<スポーツ雑感 2016/3/9>
新国立競技場の聖火台問題に対応するために、遠藤五輪担当大臣を議長とする検討チームが発足したそうだ。なんとおおげさなことか。東京大会組織委員会と新国立建設JVの現場が打ち合わせをして進めれば済む話だろう。それよりも、五輪の追加種目候補の野球で新たに発覚した賭博問題やおさまる気配が全く見えないドーピング問題などが、スポーツの根底を揺るがしているのがわからないのか。スポーツ界のトップは何を見ているのか。


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<スポーツ雑感 2016/3/6>
日本オリンピック・アカデミー主催の「アクティブ・ラーニング勉強会」に参加した。会場は有明のパナソニックセンター東京。このショウルームでは「アクティブ・ラーニング・キャンプ」というオリ・パラ教育支援をしている。朝10時から夕方6時まで。ようやく「アクティブ・ラーニング」がわかったような気がした。次の課題は、どうオリ・パラ教育と絡ませるか。改めて「オリ・パラ教育とは何か」を熟考する必要があると思った。





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<スポーツ雑感 2106/3/5>
1981年アジア女子選手権のために、初めて女子サッカー日本代表が編成されてから35年。世界のトップ争いを10年以上も続けるまでになるとは。すそ野も着実に広がってきている。リオ五輪が絶望的になり、なでしこの今後を危惧する声も多い。2000年シドニー五輪を逃したとき、女子サッカーはかなり苦しんだので、その再来がよぎるのだろう。しかし、そんなファンに言いたい。心配するより、スタジアムに行って応援しよう!


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<スポーツ雑感 2016/3/4>
なでしこジャパンが中国に敗れた後、世界卓球・女子団体を観た。団体戦は個人戦5試合のうち3勝した方が勝ち。北朝鮮との準決勝。石川佳純、福原愛が勝ち、日本が2対1とリードした後、4番手で登場した15歳(中学3年生)の伊藤美誠が、大接戦をものにして決勝進出を決めた。ベテランの福原、中堅のエース石川、伸び盛りの伊藤というチーム構成が素晴らしい。世代交代がうまくいかなかったなでしこジャパンとは対称的だった。


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<スポーツ雑感 2016/3/3>
「新国立競技場に聖火台が設置できない!?」というニュースが流れている。隈研吾氏の案は、屋根が木造のため消防の許可が下りないとか。そんなアホな。もともと新国立競技場は2020年東京大会だけのものではない。聖火台は仮設で十分。それに、造り始めてもいないのだから、どうにもでも解決できるはず。こんなことで騒いでいたら、五輪なんて開催できません。こんなニュースをリツイートしている前都知事にもあきれるばかり。



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<スポーツ雑感 2016/3/2-2>
なでしこジャパンが窮地に立たされた。韓国と引き分けたため、自力でリオ五輪の切符を獲ることができなくなった。しかし可能性は十分に残っている。希望は、登録20人のほぼ全員が戦えるのが韓国戦でわかったこと。残り3試合を勝ち切るためには、層の厚さが必要だ。気がかりなのは、なでしこらしい試合巧者ぶりが見えないこと。そして、宮間のパスが空回りしていること。次の中国戦、宮間を先発からはずす手もあるのではないか。



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<スポーツ雑感 2016/3/2>
「ムービングウォーク」とは「動く歩道」のことなのか。2020年東京五輪・パラのオフィシャルパートナーに三菱電機が決まったが、その契約カテゴリーが「エレベーター・エスカレーター・ムービングウォーク」なのだ。1業種(カテゴリー)1社に限定し、民間資金を集めて「民営化五輪」として大成功した1984年ロス五輪から30年以上がたつ。まさか「動く歩道」というカテゴリーが生まれるなんて、思いもしなかっただろう。


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