AFC U23アジア杯準決勝、日本が最高のパフォーマンスでイラクを破り、決勝進出、パリ五輪出場を決めた。前半、藤田のアシストで、細谷、荒木がゴール。後半はイラクに押されたが、堅実に守り切った。ベテラン感漂う藤田のパスさばき。左サイドの平河、大畑のドリブル突破など、選手ひとりひとりが、その特長(=魅力)を存分に発揮し、90分間チャレンジしていたのが素晴らしかった。この勢いで、ぜひ優勝もつかんで欲しい。
AFC U23アジア杯の準々決勝。日本は、地元カタールを相手に、開始早々に先制し、前半終盤には相手GKが退場するという優位な状況になったにも関わらず、延長の末にようやく勝利した。パリ五輪はほぼ手中に収めたと言えるだろう。試合終了後、主将の藤田が、喜び合う仲間と離れて、ピッチにへたり込んだカタールの選手、ひとりひとりをねぎらっている姿が映し出されていた。すばらしい主将だ。藤田への信頼感がより高まった。
AFC U23アジア杯が始まった。日本は、前半に退場者を出しながら、中国相手に1対0で勝ち切った。ところで、後半の15分過ぎ、2002年日韓W杯のときの中国代表監督だったミルチノビッチの姿が映った。しかし、テレビ朝日の実況、解説ともに完全スルー。タブレットを手にしていたので、スタンドから中国チームをサポートしていたのか。かつての名将は、いまだ健在なのか。試合の行方とともに気になってしかたがなかった。