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観客席で思ったこと ~200文字限定のスポーツコラム~
 



元ラグビー日本代表主将、そしてタックルマンこと石塚武生氏の通夜に行った。
享年57歳。思いもかけない、信じられない、早すぎる死である。
仕事の関係でお世話になった。ここ数年、体育の日のスポーツイベントで、子どもたちにタグラグビーを指導してもらっていた。ただし、今年は、タグラグビー教室は開催しないことになっていた。そんなこともあって、どこか、何か、心残りでならない。
友人代表の上田昭夫氏が、お別れのあいさつのなかで言った。
「2019年のラグビー・ワールドカップを日本で開催することよりも、君が亡くなったことを報じる記事の方がはるかに大きかった」
今の日本のラグビー界、スポーツ界にとって、石塚さんの存在がいかに貴重で、大きかったか、改めて思い起こさせてくれた。
ほんの少しだったが、石塚さんとかかわりがあったことを、幸せに思う。
ご冥福をお祈りします。




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