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観客席で思ったこと ~200文字限定のスポーツコラム~
 



<スポーツ雑感 2014/12/31>
2014年のスポーツシーンで一番印象に残っているのは、ブラジルW杯・準決勝でのブラジル代表の惨敗だ。1対7という結果ではない。前半の23分からドイツが立て続けに4ゴールを決めた7分間。テレビに映る信じがたい光景に「もう、やめてくれ!」と叫びたくなるような、恐ろしさを感じたのだ。ときに予想を超える何かを届けてくれるのがスポーツだ。だから、ぼくは追い続ける。2015年はどんなシーンに出会えるだろうか。

(暮れのごあいさつ)
思いつきで、200字&スポーツ限定コラムを始めてから約1年。スポーツを楽しんだり、スポーツについて考えるヒントを、多少なりとも提供できたと思っています。来年も続けていきますので、ご愛顧のほどよろしくお願いします。
それでは、みなさま、よいお年を! 


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<スポーツ雑感 2014/12/29>
バスケットボール高校男子ナンバー1を決めるウインターカップは、先発5人全員が2年生の明成高校(宮城県)が連覇した。前半こそ得点源の三上が抑えられ苦しい展開だったが、残り30秒余りで逆転し、勝利をもぎとった。ベナン人の父親をもつハーフの八村塁ら、この試合で活躍した選手たちの将来は国内にとどまらないはずだ。日本協会の不手際で閉ざされてしまった国際大会への道が、1日でも早く再開して欲しいと改めて思った。


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<スポーツ雑感 2014/12/28>
サッカー皇后杯の準決勝。第1試合は、個々人の足技で上回った日テレ・ベレーザが、チーム全体で圧力をかけにきた仙台を2対0で下した。細かくパスをつなぎながら、自分たちのテンポをつくる巧さに読売クラブのDNAを感じた。第2試合は、後半、浦和が千葉を突き放し3対0で快勝した。審判に助けられた面もあったが、最後は地力の差を見せつけた。元日の決勝戦。個人スキルが高いチーム同士の戦いはきっと見応えがあるだろう。


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<スポーツ雑感 2014/12/21-2>
レアル・マドリードが世界一に輝いた。モロッコで開催されたクラブ・ワールドカップの決勝で、南米代表のサンロレンソ(アルゼンチン)を2対0で破った。サンロレンソの厳しい守備に対して熱くなる場面もあったが、終始、余裕たっぷりのレアルの完勝だった。なかでも、昨年バイエルンMでクラブ世界一になり、今年ブラジルW杯も制して、レアルに移籍してきたクロースの冷静・正確なプレーぶりが印象に残った。まだ24歳なのか。


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<スポーツ雑感 2014/12/21>
サッカー皇后杯の準々決勝、仙台対岡山湯郷を見た。岡山湯郷は、正GKの福元が、国際女子クラブ選手権でケガをし、控えGKの青柳を皇后杯メンバーに登録していなかったため、本来DFの谷口がゴールマウスを守った。前半こそ無失点に抑えたものの、後半6点をとられ、岡山湯郷は1対6で敗退した。手書きの背番号を縫い付けたユニフォーム姿がもの悲しかった。これが、2011年女子W杯優勝国のトップチームの台所事情なのか。


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<スポーツ雑感 2014/12/12>
G大阪が天皇杯も獲得し、J1昇格季に3冠達成の偉業を遂げた。J1優勝のG大阪対J2で6位ながらも来季J1昇格を決めた山形の対戦。序盤から山形が持ち前のハードワークを前面に押し出して流れをつかんだように見えた。しかし、G大阪はあわてなかった。遠藤の飄々としたプレーぶりが、チーム全体にのりうつったかのように、山形のプレッシャーをかわす。G大阪の2人のフォワードがきっちりと3ゴールを奪い、勝負を決めた。


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<スポーツ雑感 2014/12/9>
ザッケローニ前日本代表監督の通訳を務めた矢野大輔さんの「通訳日記」を一気に読んだ。4年間のザック前監督との日々の行動や会話を淡々とつづるだけで、詳しい試合の解説や分析があるわけではない。しかし、ザック前監督や選手の発言や会話を読んでいると、代表戦の光景が鮮やかに思い出される。まさに、副題のとおり、日本代表の苦楽が詰め込まれた「ザックジャパン1397日の記録」だ。読み終えたとき、なぜか涙がでてきた。



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<スポーツ雑感 2014/12/8>
バッハ会長が約1年に渡ってまとめあげてきた「オリンピック・アジェンダ2020」で謳われている40の改革案が、IOCの臨時総会で、次々に承認されている。草案段階での公開やオリンピアンとの意見交換など、バッハ会長の根回しが功を奏しているようだ。これで、2020年東京大会では、現状の28競技に加えて数競技の追加実施が可能になる。野球とソフトボールが有力視されているが、他の競技団体も黙ってはいないだろう。


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<スポーツ雑感 2014/12/6>
G大阪、優勝おめでとう!G大阪がJリーグで優勝を決め、今シーズン2冠目を獲った。J1最終節、優勝を争うG大阪が最下位の徳島に引き分け、浦和と鹿島は敗れた結果である。G大阪の面々もインタビューで言っていたが、上位陣には優勝争いをしているチームらしい強さを見せてつけてもらいたかった。しかし、これがサッカーであり、これが約1年がかりのリーグ戦の最終節なのかもしれない。来季は見ることができない光景だろう。


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