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観客席で思ったこと ~200文字限定のスポーツコラム~
 



<東京五輪雑感 2021/7/31>
男子サッカーの日本がニュージーランドを破って4強に進出した。楽勝とはいかずとも、日本が勝つと楽観していたので、PK戦にまでもつれるとは…。勝ったから言えることだが、優勝するには、1度くらいPK戦をしのいでおくのもいいかもしれない。ただ、後半から戦術を変えてきたNZに対して効果的な対応ができずに、長時間、主導権を握られたのはいただけない。ピッチ上のリーダーである遠藤に指揮力を発揮してもらいたかった。



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<東京五輪雑感 2021/7/30-2>
女子バスケットボール予選リーグB組。絶対女王の米国に対して、日本は第1Qを30対28とリードする大健闘をみせたが、最後は69対86で敗れた。長身選手を擁し、得点能力の高い米国の攻撃を抑えるのは至難の業だ。点の取り合いを前提に、いかに守備を頑張れるか。第1Qの日本は、3点シュートを10本中6本決め、米国に競り勝った。しかし、以後は3点シュートを26本中3本しか決められず、最大20点差をつけられることになった。ゴール付近のシュートは何度もブロックされた。しかし、外角からのシュート確率をあげれば、米国に一泡吹かせることができることを、第1Qが証明している。決勝トーナメントでの再戦に期待したい。



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<東京五輪雑感 2021/7/30>
昨日から、近所の霞ヶ関カンツリークラブ(川越市)でゴルフ競技が始まった。プレーしたことのある身近なコースで五輪競技がおこなわれていることへの不思議な感じとともに、朝っぱらのヘリの騒々しさや夕方の雷で、ご近所感を味わっている。コース上の光景には、普段のゴルフトーナメントと違う五輪らしさが表れている。選手のウェア、帽子、キャディバッグなどにあふれているはずのスポンサーのロゴがない。他の競技同様、五輪では、こういったスポンサー表示は禁じられている。唯一、許されるのは、ウェアにあるメーカー企業のロゴだけだ。ローリー・マキロイが帽子をかぶらずプレーしているのは、蒸し暑さ対策もあるだろうが、帽子でスポンサーをアピールしなくてよいからでもある。



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<東京五輪雑感 2021/7/27-2>
競技が始まってから一週間。大マスコミの東京五輪報道は、日本代表選手団のメダルラッシュを受けて、すっかり、いつもの五輪報道になってしまったようだ。緊急事態宣言下の東京のみならず、全国的に、若年層を中心とした新型コロナの感染が超急拡大している。そのニュースを伝える時間は短くなり、紙面は小さくなっている。組織委の新型コロナ対応の情報も、あまり取り上げなくなった。テレビも新聞も、五輪のスポンサーなのだから、当然かもしれない。いや、当然ではない。今こそ、報道機関としての矜持を見せてもらいたい。


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<東京五輪雑感 2021/7/27>
女子バスケ日本代表が大接戦の末、フランスに勝利した。フランスは、強豪だが、リオ大会でも勝っていて、相性はいい。日本は、序盤に堅さが見られたが、守備のがんばりからペースをつかんでいった。絶対的エースの渡嘉敷がケガで離脱してから、チームの主軸は、高田と長岡になった。その二人が、守備では、フランスの高身長の選手に冷静に対処し、攻撃では、ここぞというときに3ポイントを決めた。加えて、出場した選手が、みなそれぞれの特徴を活かして勝利に貢献した。まさにチーム力で勝ち取った初戦。次の米国戦にどんなパフォーマンスを見せてくれるか楽しみになった。



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<東京五輪雑感 2021/7/26>
東京五輪の開会式の平均世帯視聴率(ビデオリサーチ、関東地区)は、56.4%だった。スポーツ中継の最高に迫るような、もっと高い数字を予想していた。新型コロナ感染急拡大を受けて、小池都知事が「五輪は家でテレビ観戦を」と、再三呼びかけていた。直前には、開会式の楽曲担当辞任、演出担当解任という五輪無関心層を刺激するような事件もあった。地元開催でもあり、いい意味でも、悪い意味でも、いつも以上に、注目されていたからだ。ただ、テレビ以外の機材を利用していた視聴者の数も、これまでとは比較できないほど、増えているはずだ。さて、視聴率的には日本国民の半数以上が見た開会式となったが、その中身に対する満足度はどうだったのだろうか。


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<東京五輪雑感 2021/7/25-2>
報道によれば、テニスのトップ選手らが、暑さ対策として、試合時間を夕方以降に、遅くするよう求めている。「有明テニスの森」は、他の会場よりは緑が多いが、ハードコートは高温になるだろうし、試合時間が読めないテニスに、今の猛暑はきつい。これに対し、国際テニス連盟は、条件により、第2と第3セットの間に、飲食、シャワーもOKな10分間の休憩をとれるとした。えっ?無観客なんだから、試合時間を遅らせればいいのに。


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<東京五輪雑感 2021/7/25>
東京五輪の競技が本格的に始まったが、ほとんど中継を見ていない。思い返せば、ロンドン、リオ大会も、あまり見ていないので、記憶に残っているシーンはない。感動を押し付ける番組づくりに嫌気がさしているうえに、ここ数年、アスリートがそれに乗っかってきているのが、もっと気にかかる。幸い、多くの競技の国際放送素材(実況・解説なし)が、ネット配信されているので、観ておきたいものは、こちらを利用したいと考えている。



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<東京五輪雑感 2021/7/24>
東京五輪の開会式。PCでテレビ中継を、花火とドローンは実際に生を観るという、二刀流で楽しんだ。印象に残ったのは、選手入場だ。どの選手の表情にも、演出など関係ない、ただただ五輪に参加できる喜びが表れていた。そして、入場後は、まるで閉会式のようなリラックスした雰囲気で、後続を迎えていた。なかには、寝そべっている選手もいたように見えた。こんな日本らしくないところもよかった。「アスリートファースト」と言うに及ばず、五輪の主役は選手だということを再認識した。





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<東京五輪雑感 2021/7/22>
10日ほど前に、「すべての人を荒ませるモンスター・イベントになってしまった東京五輪。これから、どんなことが起きるのか想像できないだけに、そら恐ろしい」と書いたが、開幕直前に、開閉会式の楽曲担当が辞任、演出担当が解任という、まさに想像を超える事態が起こった。辞任した楽曲担当の部分は差し替え、解任された演出担当は個別の演出に関わっていないという言い訳をもって、開会式は予定通りに行われるようだ。この時点で演出・構成を変えるとしたら、内容を削り、短くするしかない。しかし、1日前に、3時間半のイベントを縮小することは、それを中継するための準備をしている世界中の放送局が許さない。大会を中止するなら、話は別だろうが。この後、もっとすごい何かが起こらなければ、とりあえず開会式はおこなわれるだろう。明日の晩は、国立競技場にほど近いビルの屋上で開会式の締めの花火を見るつもりだ。すでに一部の競技が始まっているが、呪われた五輪の開幕まで、あと1日。



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<スポーツ雑感 2021/7/21>
ハイネケンビールを注文したら、見慣れないボトルが出てきた。東京五輪にあわせたものだという。その狙いは、いわゆる「アンブッシュマーケティング(便乗商法)」だが、違反として取り締まるレベルではないだろう。2019年ラグビーW杯の公式ビールだったハイネケン。しかし、2023年ラグビーW杯フランス大会では、その座をアサヒビールに奪われた。東京五輪のスポンサーでもあるアサヒビールへのささやかな抵抗に見えた。



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<東京五輪雑感 2021/7/20>
開会式の予行練習が進むなかでの楽曲担当者が辞任。よくも、こんな負の話題ばかりが続くものだ。いつもの五輪なら、開幕直前の話題と言えば、聖火リレーの最終走者だろう。誰が、メインスタジアムの聖火台に、火を灯すのか。しかし、東京大会では、今のところ、そんな話題は全く聞かない。もちろん、すでに決まっていて、かん口令が敷かれているのだろうが、辞任の連鎖のなかで大役を任される気持ちはいかがなものか。そもそも「聖火」と呼ぶからハードルが高くなる。英語を直訳し、「オリンピックの火」と言えばいい。そうすれば、「いっそのことバッハさんにやってもらえばいいじゃん」という話でおさまるのではないか。開会式まであと3日。


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<東京五輪雑感 2021/7/19>
7月に入ってから、東京五輪のスポンサー企業のCMをよく見るようになった。そのCMに、スポンサー企業の苦悩が表れている。CMの最後に、自社のロゴと東京五輪・パラのシンボルとを組み合わせた「コンポジット・ロゴ」を表示する企業と、自社のロゴだけ、すなわち東京大会のスポンサーであることをアピールしない企業があるのだ。そこに、IOCワールドワイドパートナーであるトヨタが、五輪関連のCMを流さない、開会式にも出席しないという方針を表明した。このトヨタの動きは、他のスポンサーにとって、大会中の活動の参考指針となるのか、それともさらに悩ませることになるのか。開会式まであと4日。



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<スポーツ雑感 2021/7/17>
U-24日本代表対U-24スペイン代表をテレビ観戦。U-24スペイン代表は、EURO2020の主力選手が6人もいる「スペインほぼA代表」だった。東京五輪では、1年延期により年齢制限がU-24に引き上げられ、オーバーエイジ枠も3名分。あらためて、この年齢制限の代表で、世界一を争う意味はあるのだろうか、と考えた。あえて五輪でサッカーをやるのなら、当初のようにオーバーエイジ枠はなくてもよいのではないか。


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<東京五輪雑感 2021/7/16>
昨日のIOCバッハ会長と小池都知事が会談したことを伝えるTVニュースの違いが興味深かった。NHK「ニュースウォッチ9」は、二人が会談したことだけを伝えた。テレビ朝日「報道ステーション」は、会談の前に、バッハ会長が、この日が誕生日だった小池都知事に「百合の花束」をプレゼントしたことを加えていた。そして、TBS「NEWS23」では、会談前の記念撮影のときの、外国人記者による「バッハはうそつきだ」という意味の怒声が入ったシーンを流した。9時、10時、11時と放送時間がずれていたことも影響しているのだろうが、各局の東京五輪、バッハ会長への向き合いが少し見えた気がした。


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