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観客席で思ったこと ~200文字限定のスポーツコラム~
 



<スポーツ雑感 2014/2/28>
村社淳著「ワールドカップがもっと楽しめるサッカー中継の舞台裏」の中に、W杯決勝戦の中継の話題がある。日本に初めて生中継された西ドイツ大会(1974年)の決勝戦は7台のカメラで撮影されていたそうだ。それが2010年南ア大会では32台に増えた。今後はどうなるのか。今、ガンバ大阪のホームスタジアムの新築計画が進んでいる。親会社パナソニックの映像・音響技術の粋を集めた、未来を先取りした施設を期待している。


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<スポーツ雑感 2014/2/26>
AFCアジアチャンピオンズリーグが始まった。日本からは、広島、横浜M、川崎、C大阪が出場する。第1節初日は、広島とC大阪がアウェイで引き分けとまずまずの出だし。友人がスタッフを務める、昨年準優勝だったFCソウルは、豪州のセントラルコーストを相手に2対0の勝利で好スタートを切った。日本のクラブは、6年前にG大阪が優勝して以来、上位進出がない。韓国、中国に負けずに、再びアジアでの存在感を示してほしい。


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<スポーツ雑感 2014/2/25>
とびきり豪華だったソチ五輪の閉会式。その中で、開会式のトラブルを閉会式の演出に加えたのはバンクーバーの二番煎じ。まさか、最初から狙っていたわけではあるまい。自虐的なこの手の演出が、開会式のトラブルとセットで、冬季五輪の定番にならないことを願う。それにしても、規模や格がまったく違うとはいえ、イベントの企画・運営に携わった者ならば、他人事とは思えず、背筋が寒くなった四輪事故は、はるか昔のことのようだ。


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<スポーツ雑感 2014/2/24>
昨晩閉幕したソチ五輪は、海外での冬季としては、日本が最多のメダルを獲得した大会だった。日本のスキー陣が伝統種目での復活の兆しと新種目での実力を見せる一方で、スピードスケートが不振に陥った大会だった。しかし、メダルの数という記録以上に、心に残るシーンが多かった大会として記憶されることだろう。トップアスリートたちのパフォーマンスには、ときに実況や解説は不要だった。「スポーツの力」を実感した大会だった。


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<スポーツ 雑感2014/2/23>
Jのシーズン開幕を告げる「ゼロックス・スーパーカップ」を見に行った。好天と「さよなら国立」もあって、ほぼ満員。カードは天皇杯の決勝と同じ。天皇杯では、横浜Mの、攻めで中村俊輔、守りで中澤佑二の2人が広島を手玉にとったが、この日は広島の若さが躍動して雪辱を果たした。気になったのは横浜Mの守りの脆さだ。開幕までの1週間を有効に使って欲しいところだが、その間にACLを戦わなければならないのがキツイなぁ。


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<スポーツ雑感 2014/2/22>
浅田真央のカムバックは見事だった。それにしても、日本国民は、これほど女子フィギュアスケートに注目していたのか。深夜にも関わらずテレビ視聴率は、浅田の演技終了時には20%近くもあり、結果を伝える新聞では、例えば、読売新聞は朝刊と夕刊で4回続けて見開きという超破格の扱いだ。「プロトコル」と呼ばれる採点内容も載っている。映像のなかの速く繊細な技術と採点内容を重ねあわせて楽しめるファンも多いということか。


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<スポーツ雑感 2014/2/21>
2020年東京五輪・パラリンピック組織委の森会長の暴言が止まらない。組織委の幹部が高齢者ばかりであることを危惧してはいたが、年齢の問題を超越している。ひとりの人間として、いかがなものか。都知事選の最中には「原発」、ソチでの公式記者会見では「敵性語」、そして、浅田真央と日本フィギュアチーム、否、スポーツへの侮辱的な発言。おとなしすぎる日本スポーツ界だが、今すぐ、森会長を降ろすための行動を起すべきだ。


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<スポーツ雑感 2014/2/20>
スピードスケート競技は、まるでオランダ選手権だった。オレンジ色のサポーター、休憩時には音楽隊が登場、そして表彰台をほぼ独占した選手たち。オランダは、個人戦10種目中4種目で金銀銅を独占し、計21個のメダルを獲得した。長島圭一郎は「3大会ぐらいは勝てないと思う」と言った。小平奈緒は「世界の『進化』のスピードについていけなかった」と表現した。異次元となったオランダに追いつくための方策はあるのだろうか。


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<スポーツ雑感 2014/2/19>
「第3回公開勉強会:スポーツ施設としての新国立競技場を考えよう」に参加した。「新国立」プロジェクトは、2019年ラグビーW杯、2020年東京五輪・パラに間に合わせるため、反対意見をよそに着々と進んでいる。一方、勉強会の方も、中身は充実していた。「新国立」の問題点はすでに詳らかになっている。その問題点を、国や東京都にぶつけるためには、それなりの顔が必要だ。それを誰にするかが、この勉強会の課題だろう。


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<スポーツ雑感 2014/2/18>
日本サッカー史研究会に参加するためにJFAハウスに行ってみると、エレベーターホールに「JUFAGIRL第3期生オーディション」の貼り紙があった。よく見ると、大学サッカー連盟の企画で、ネットで調べてみると「ジュファガール」と呼ぶらしい。高校サッカーの二番煎じだが、話題づくりに挑戦するのはいいと思う。大学から海外へ行く選手が現れ、メディアの注目も高まっている。彼女たちにも、多少はメリットがあるだろう。


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<スポーツ雑感 2014/2/17>
冬季五輪のたびにカーリングに夢中になる。パワフルなショットが持ち味の吉田知那美というニューヒロインの活躍でスイスに競り勝った日本。この勢いで、リーグ戦終盤の巻き返しを望む。ところで、以前、カーリングのTV中継で、映像に線図を描いて解説していたのを見たことがある。図解によって「氷上のチェス」がわかりやすくなり、楽しめた。ぜひ、やって欲しいと思うが、国際映像に手を加えることは禁じられているのだろうか。


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<スポーツ雑感 2014/2/16>
ジャンプの葛西紀明(41歳)が、五輪出場7度目にして、初のメダル(銀)を獲得した。ようやく「レジェンド」の実力を五輪の大舞台で証明した。「41歳まで続けているモチベーションは?」という質問に、「(五輪で)金メダルを取っていないこと」と答えていたのをテレビで見た。ソチで手にしたのは銀メダル。体力以上に、技術、精神力、経験がものをいうジャンプ競技なら、45歳で金メダルも夢ではないだろう。伝説は平昌へ。


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<スポーツ雑感 2014/2/15>
羽生結弦が期待に応えた。男子フュギュアで、今大会の日本代表選手団で、初となる金メダルを心から祝福したい。2010年6月、「JOCスポーツ賞授賞式」で、新人賞だった羽生と村上佳菜子に会ったことがあるが、そのときは、まだ幼さが残る男の子と女の子だった。それから4年足らずで、世界の頂点に立つなんて。その成長の速さ、大きさに、ただ驚くばかりだ。そのときには、お姉さん風をふかしていた村上にも、続いてほしい。


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<スポーツ雑感 2014/2/14>
男子フィギュアで、ロシアのプルシェンコが演技直前の練習後、棄権した。新種目の団体戦では2種目に出場し、ロシアの金メダル獲得の原動力となった。地元で、国家の栄誉のために団体戦に出場した影響は少なくないだろう。五輪憲章では、五輪競技は個人や団体種目での選手間の競争であり、国家間の競争ではないとする。しかし、フィギュアの団体戦は、国別対抗戦にしか見えなかった。IOCは、プルシェンコの棄権をどう思うのか?


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<スポーツ雑感 2014/2/13>
ソチ五輪の国際映像に不満がある。世界最高のパフォーマンスを追い切れていない。クルーの技術か設備のせいか、冬の競技の速さについていけない。五輪の国際映像は、各国から制作クルーが集まり、得意な競技の中継を担当する。長野大会のアイスホッケーは米国が制作した。普段からトップレベルの試合を中継していないと、そのスピードについていけないからだ。ソチ大会の担当は不明だが、せめて後半に向けて腕が上がることを願う。


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