東京五輪の追加費用に？

＜スポーツ雑感 2020/11/29＞
読売新聞によれば、東京五輪・パラの延期に伴う追加費用を、組織委は約2000億円と試算し、今後、組織委、東京都、国の3者で負担割合を決めるそうだ。意外と少ないと思ったが、肝心のコロナ対策費は含んでいない。コロナ対策は政府案件なので、国の負担ということか。また、負担割合を決めるといっても、スポンサーの継続やチケット販売が見通せない組織委の収入をどう扱うのか。政府の「支離滅裂」が感染拡大しているようだ。

マラドーナの思い出

＜スポーツ雑感 2020/11/26＞
ディエゴ・マラドーナが亡くなった。一番の思い出は、ナポリで観た1990年イタリアW杯準決勝、イタリア対アルゼンチン。地元ナポリのクラブに所属し、リーグ優勝を果たしたマラドーナが、地元イタリアと戦った。ナポリ市民は複雑な思いだったようだが、試合が始まると、マラドーナにボールが渡るたび、満員の大観衆が一斉に指笛でマラドーナを牽制した。あんな光景は最初で最後だった。最大のリスペクトだった。ご冥福を祈る。

モスクワ・ボイコットから40年

＜スポーツ雑感 2020/11/23＞
NHK_BS１で「モスクワ五輪ボイコット～40年目の告白」を観た。1980年モスクワ大会ボイコットの背景を、当時を知るJOC委員、政府関係者の証言で振り返った。大筋は、番組で紹介されていた伊藤公さんが、かつてWEBで連載したとおりで目新しさはなかった。それより、今NHKがこれを放送したのはなぜか。政治が不参加を決めたモスクワ大会から40年、コロナ禍において、政治が強引に東京五輪を開こうとしている。