sports-freak.blog
観客席で思ったこと ~200文字限定のスポーツコラム~
 



<スポーツ雑感 2024/5/18>
ラグビー・リーグワン・プレーオフ準決勝、埼玉パナソニックワイルドナイツ対横浜キヤノンイーグルス。試合開始は午後2時。真夏のような強い日差しのなか、ときおり心地よい風が吹き抜けた。予想通り、埼玉が前半早々に2トライを奪ってリードするも、後半、横浜が2トライを取り返して逆転。この勢いのまま横浜の下剋上なるかと思われたが、そうは問屋が卸さなかった。王者奪還を目指す、埼玉にとっては良薬になったことだろう。




コメント ( 0 ) | Trackback (  )




<スポーツ雑感+ 2024/5/16>
東京地裁422号法廷で、東京五輪組織委元理事、高橋治之被告の受託収賄の公判を傍聴した。一般傍聴券37枚は、無抽選で傍聴希望者に配られた。関心が薄まりつつあるのか。
今公判では、これまで検察が主張してきた意見に対して、弁護側による真っ向否定する陳述が、弁護人A→B→Aと交代しながら、13時30分から約2時間にわたっておこなわれた。弁護人AからBに交代する際には、弁護人Bが「ここからは、私が朗読します」と言ったとおり、延々と書類を読むだけ。裁判官も、検察も書類を共有しているのに、まるまる読む必要があるのか。なんなら、傍聴人にも配付して欲しい。
陳述の主な内容は、組織委理事の職務権限があいまいなままであること、特に、森元会長の言質をとろうとしない検察は、職務権限の立証を放棄しているのではないか。
また、ADK、KADOKAWA、大広、AOKI、サンアローから受け取った金は「賄賂」ではなく、コンサル・ビジネスの対価であると主張した。
陳述の中では、高橋被告が「スポーツマーケティングの第一人者」「電通のスポーツビジネスの礎を築いた有力OB」といった表現が繰り返された。ADK、AOKIとは、組織委理事になる前から関係が始まっていて、「コンサル」として東京五輪以外でも大きく貢献していたことが紹介された。また、高橋被告がはたらきかけた相手は、組織委への出向者を含めて、すべて電通社員(後輩)だったとし、「理事」としてではなく、「電通の有力OB」としての力を強調した。
「理事の権限」(検察側)対「高橋被告の実績」(弁護側)。
前回の公判で、電通から組織委に出向していた元マーケティング局長が「理事だから従った」という証言をしたが、高橋被告が理事でなかったら従わなかったのだろうか。「たら・れば」の話ではあるが、おおいに疑問である。理事に就任していなくても、高橋被告はその影響力を多方面に及ぼしていたと想像する。
次回は、弁護側の証人尋問で、6月6日(木)13時30分からの予定。


コメント ( 0 ) | Trackback (  )




<スポーツ雑感 2024/5/11-2>
北海道旭川、富良野、名寄、士別の4市が、2028年冬季ユース・オリンピックの招致を検討しているようだ。2010年にシンガポールで夏季大会が始まった若手選手のみの五輪大会。オリンピック好きの日本でも、ほとんど報道されないため、あまり知られていない。しかし、競技レベル、注目度は五輪には及ばないが、五輪憲章が求める平和運動や若者の交流の場としては、五輪よりも五輪らしい大会だ。4市の招致活動を支持したい。


コメント ( 0 ) | Trackback (  )




<スポーツ雑感 2024/5/11>
AFC女子クラブ選手権、浦和レッズレディース対仁川レッドエンジェルス(韓国)を浦和駒場スタジアムに観に行った。平日18時の試合開始ながら、ホームゴール裏とメインスタンドはほぼ満員。観客は約5000人だったが、浦和ならではのサポーターの声は場内に響き渡り、まるで5万人かのよう。一方、アウェーの韓国側エリアは数人のみ。開催決定が直前だったせいか。少し残念。浦和の逆転勝利は大声援に押された結果でもある。



コメント ( 0 ) | Trackback (  )




<スポーツ雑感 2024/5/9>
今季のUEFAチャンピオンズリーグはドルトムントとレアル・マドリードが決勝に進み、ドイツ勢同士の頂上対戦は実現しなかった。接戦の準決勝。パリSGのエムバペを抑えたドルトムントは勝ち上がり、レアルのビニシウスを止められなかったバイエルン・ミュンヘンは敗退した。ウエンブリーでの決勝では、ドルトムントの守備陣がビニシウスにどう対応するのか。レアルの現場指揮官、クロースとモドリッチのプレーにも注目したい。


コメント ( 0 ) | Trackback (  )




<スポーツ雑感 2024/5/5-2>
U23アジア杯での日本の優勝を伝える読売新聞に、「山田楓ロスタイム決勝弾」の見出しが、本文中にも「後半ロスタイム」という表現があった。正しくは「アディショナルタイム」だ。紙面の関係で文字数の少ない「ロスタイム」にしたのだろう。しかし、節約するなら直訳的な「追加時間」の方がよいのではないか。または、「AT」と略すか。ただ、「追加時間決勝弾」「AT決勝弾」が一般読者に響くか。一般紙の悩ましいところだ。



コメント ( 0 ) | Trackback (  )




<スポーツ雑感 2024/5/5>
女子プロゴルフ公式戦「ワールドレディスサロンパス杯」は、15歳のアマチュア選手、リ・ヒョソン(韓国)が大どんでん返し優勝を果たした。日韓大混戦の最終日の終盤。最難関の16番で、この日2人目のバーディーを奪った佐久間朱莉が、悲願の初優勝を手繰り寄せたかと思ったが、17番で痛恨のボギー。18番もパーとし、クラブハウスリーダーのリ・ヒョソンに1打とどかなかった。しかし、佐久間の初優勝は、すぐそこにある。


コメント ( 0 ) | Trackback (  )




<スポーツ雑感 2024/5/4>
日本がウズベキスタンを破り、AFC U23アジア杯で優勝を飾った。互いに決定機をなかなかつくれない、守備力が上回る試合展開。延長、PKを覚悟した後半の追加時間にドラマが生まれた。センター付近でDF高井がボールを奪うと、その勢いで上がりながら、藤田にヒールパス。藤田、荒木、山田とワンタッチでつなぎ、山田が左足でゴール右隅に決めた。これまでも、高井の推進力が気になっていたが、決勝で実を結ぶことになった。


コメント ( 0 ) | Trackback (  )