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観客席で思ったこと ~200文字限定のスポーツコラム~
 



<スポーツ雑感 2018/12/27>
来月のラグビーW杯のチケット一般先着販売に先駆けて、落選者向け特別販売(先着)があるようだ。対象は、これまでの一般抽選販売の落選者。「チケットが完売していないのに、なぜ落選させるのか?」というクレームが多かったのだろう。しかし、今回もチケットを売り切るわけではない。すでに告知している一般先着販売ができなくなるからだ。各フェーズの販売枚数を丁寧に説明しておけば、こんな問題は起きなかったのではないか。


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<スポーツ雑感 2018/12/24>
プロ野球ファン1万人による、テレビ朝日「プロ野球総選挙!~レジェンド選手編」の上位の結果が意外だった。5位に野茂英雄、4位に沢村栄次、3位に松井秀喜。4位に戦前の沢村が入ったことに驚いた。いまや誰も見たことがない、まさに伝説上の投手だ。そして、王貞治が1位で、長嶋茂雄が2位。唖然!ぼくにとって、否、野球ファンには「記録の王、記憶の長嶋」であり、長嶋人気が圧倒的だったはずだ。昭和がさらに遠くなった。


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<スポーツ雑感 2018/12/23-2>
レアル・マドリードが3年連続クラブ世界一となった。塩谷のヘッドで一矢を報いたアルアインだったが、力の大差は明らかだった。レアルの個人、組織の巧さに見惚れるだけの決勝戦だった。今回、アジアの2つのクラブに圧勝したレアルには楽な大会だっただろう。現行方式になった2007年以降、12回のうち11回欧州勢が優勝している。欧州のクラブを倒せるのは欧州のクラブしかない。来年以降の大会方式変更の行方が気になる。



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<スポーツ雑感 2018/12/23>
FIFAクラブW杯3位決定戦、南米代表のリバープレートが4対0で鹿島に勝利した。開始直後から攻守に積極的なリバープレートに対して、鹿島も果敢に応戦し、見ごたえのある試合となった。鹿島のシュートが3度もクロスバーを直撃したのは不運だったのか、力不足か。この試合の解説は、岡田武史氏、都並敏史氏、城彰二氏の3人。特に、岡田氏のコメントには、展開の予測も含めて感心、納得する点が多かった。決勝戦も楽しみだ。


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<スポーツ雑感 2018/12/20>
FIFAクラブW杯準決勝で鹿島がレアル・マドリードに完敗した。序盤の2度のチャンスを逃したのが痛かった。前半は互角に見えたが44分にベイルに先制され、後半にも2ゴールを奪われた。ベイルが圧倒的なスピードと決定力を見せつけたが、1、3点目のマルセロのアシストパスは絶妙だった。あまり調子があがらなかったレアルだが、個々のボールコントール、パスワークは最上級だ。決勝戦、アルアインがどれだけ対抗できるか。


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<スポーツ雑感 2018/12/19>
FIFAクラブワールドカップ準決勝で、開催国(UAE)王者のアルアインが南米王者リバープレートを破った。90分間は攻守の切り替えの激しい展開で2対2。ともに力尽きた延長の30分間はまさに死闘の様相。その中で、アルアインを勝利に導いたJリーグ出のカイオ、塩谷の活躍はうれしいかぎりだ。もうひとつの準決勝で、鹿島がレアル・マドリードに2年前のリベンジを果たせば、アジア同士でクラブ世界一を争うことになる。


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<スポーツ雑感 2018/12/13>
東京五輪・パラのボランティアの愛称候補が発表された。ボラ応募者による投票で決まる。ロンドン五輪の「Games Makers」を意識したようだが、どれもピンとこない。わざわざ大会ごとに決めずに、IOCが五輪ボラの愛称を「Games Makers」としたらどうか。参加意欲もより高まるだろう。また、心意気は同じだろうから、大会と都市とで愛称を違える必要もないと思う。ただ、そうせざるをえない事情がありそうだ。



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<スポーツ雑感 2018/12/10>
本日、ぼくが非常勤を務める某競技団体事務局にスポーツ庁の人が来た。「日本版NCAAの件で……」と言われたので、「UNIVAS(ユニバス)の件ですね」と応えると、「はい、そうです」。10月に新名称が決まって2カ月が経とうとしているのに、当事者が使わないのはいかがなものか。自らどんどん発信しないと…。今年、スポーツ界に生まれた2つの新しい名前「JSPO」と「UNIVAS」の浸透には時間がかかりそうだ。


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<スポーツ雑感 2018/12/9-2>
宇賀神のスーパーボレーによる1点を守り切った浦和が天皇杯を手にした。序盤から終始、仙台がボールを支配していた。しかし、優位に見えた仙台も決定的なシーンはつくれないまま終了の笛を聞くことになった。この試合、後半追加時間に浦和のズラタンが交替出場するまで、両チームとも日本人選手だけで戦っていたことに気づいた。いまどき珍しいのではないか。チーム事情とは言え、両方のチームに選手層の薄さを感じた試合だった。


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<スポーツ雑感 2018/12/9>
今季最後のタイトル、天皇杯が何としても欲しい。決勝の舞台、埼スタでの浦和サポーターによる応援のボリュームや多彩なコレオグラフにその気持ちが表れていた。驚いたのは、選手入場時に出現した、ワイヤーを張って吊りあげた大型フラッグだ。こんな荒業は初めて見た。そして、リーグ戦のホームゲームならともかく、天皇杯の決勝だったので少し疑問も感じた。仙台サポが同じような企画を要望したら、埼スタは協力したのだろうか。





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<スポーツ雑感 2018/12/8-2>
J1参入プレーオフは、ジュビロ磐田が完勝し、J1残留を決めた。3日前の天皇杯準決勝でJ1の11位仙台対J2の12位山形の接戦を観たこともあり、勢いにのるヴェルディがやってくれるのではないか、と予想していたが、J1の16位磐田とJ2の6位のヴェルディの力の差は明らかだった。目立ったのは、前線からの積極的、攻撃的な守備だった。最終節でよもやの16位になった磐田だったが、土壇場で気力を見せつけてくれた。


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<スポーツ雑感 2018/12/8>
NHKスペシャル「ロストフの14秒」を見た。ロストフ・アリーナのゴール裏最上段から真下のベルギーゴールに原口、乾の2つのゴールが決まったときの歓喜を思い出した。そして、追加時間。ここで決まるのではないかと思っていた日本のCKからのベルギーのカウンターアタック。「速い」と感じ、「やられた」と思った、その14秒間はスローモーションのように鮮やかに記憶に残っている。真冬の夜に、夏の悔しさがよみがえった。


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<スポーツ雑感 2018/12/6>
サッカー天皇杯準決勝、仙台対山形をユアテックスタジアム仙台で楽しんだ。今年、ロシアW杯、国内での日本代表戦を観ているものの、クラブチームの試合観戦は初めて。仙台サポ側の片隅に陣取り、寒さ、冷たさが厳しい平日の夜に駆けつけたサポーターの熱も味わう。J1の11位対J2の12位の対戦は3対2でJ1の勝ち。仙台が2点リードしてからは、ほぼ互角の展開。山形にとっては、出足が鈍かったのが悔やまれる試合だった。


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