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観客席で思ったこと ~200文字限定のスポーツコラム~
 



<スポーツ雑感+ 2021/6/25>
元の会社の先輩が社長を務めるアーリーバード・ゴルフ練習場(埼玉県坂戸市)のジュニア・スクールで腕を磨いた佐久間朱莉さんが、JLPGA(日本女子プロゴルフ協会)プロテストに合格した。JGA(日本ゴルフ協会)ナショナルチームのメンバーでもあり、すでにその実力は折り紙付きだが、プロテスト初挑戦で、4日間18アンダー、2位に3打差のトップ合格は、さすがとしか言いようがない。
この4月に一緒にプレーする機会があったが、その小柄な体から放たれる豪快、強烈なドライバーショットを目の当たりにして、本当に驚かされた。そのときの仲間から、「これまで、朱莉ちゃんが一緒にプレーしたなかで、(ぼくが)一番スコアが悪いんじゃないか」と言われたが、それはそれで、今となってはちょっと自慢としたい。
2002年生まれは、黄金世代、プラチナ(ミレニアム)世代に続く、新世代となる。若手の活躍で華やぐ女子プロゴルフ界に、新たなヒロインが登場することになるだろう。佐久間プロの活躍が今から楽しみでしかたがない。

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<東京五輪雑感 2021/6/24>
一昨日の<雑感>で、「6月23日のオリンピックデーにJOC発の広告が出るはず」と書いたが、ぼくの憶測が間違っていたことを、謝罪し、反省したい。ただ、懲りずに書くが、日本代表選手団結団式・壮行会(7月6日)か東京大会開会式(23日)にあわせて発せられるだろう。間違いを反省しつつも、自分の感覚のズレを感じたのは、昨日の新聞・テレビが、東京五輪の諸問題を取り上げているにも関わらず、「6月23日=オリンピックデー」についてふれているものが、ぼくが見聞きしたなかには全くなかったことだ。さすがにJOCの公式サイトのトップページにはあったが、東京大会の公式サイトにはなかった。目の前のことで手一杯で、オリンピックの誕生記念日なんて知ったこっちゃないということか。まさに、大会を開催しようとしている国にあって、どこか釈然としなかったことを記しておきたい。


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<スポーツ雑感 2021/6/24>
フランスがノックアウトステージ進出を決めていたものの、グループ内の順位を含めて、最後の最後までもつれた「死のFグループ」。その要因は、伏兵ハンガリーの大健闘だ。初戦のポルトガルには大敗したように見えるが、80分間は抑えていた。フランスに引き分け、最後のドイツ戦は、途中2度リードしたが、ホーム・ドイツのしぶとさで同点にされ敗退した。「マジック」はならなかったが、次の舞台への自信になったのではないか。



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<スポーツ雑感 2021/6/22>
ひいきにしているデンマークが、初戦のアクシデントを乗り越えてノックアウトステージに進出したことを素直に喜びたい。地元のパルケン・スタジアムで、サポーターと一体になって戦い、勝利を、そしてグループリーグ勝ち抜けを喜び合うシーンは、EURO1992の準決勝(スウェーデン・ヨテボリ)で、PK戦の末、オランダを破ったときのスタジアムと重なった。あのとき、ぼくはデンマーク・サポーターの大ファンになったのだ。



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<東京五輪雑感 2021/6/22>
「会場内での観客への酒類販売を検討中」という報道をみて、組織委の「スポンサーファーストの姿勢はぶれないな」と思った。事実、丸川五輪相は、ステークホルダー(利害関係者)が意識されていることを認めている。しかし、実は、これは隠れ蓑じゃないのか。会場で観客が酒を飲めなければ、IOCやスポンサー関係者が集うVIPラウンジでお酒を飲むことができない。競技を観るよりも、酒を飲みたいお偉いさんたちへの配慮だ。まぁ、これも一種のスポンサーファーストと言えるだろう。これから、いよいよ大会が近づいてきて、その運営実態が明らかになるにつれて、いかにスポンサーが大事にされているかも露見してくるだろう。
明日6月23日は、1894年にIOCが創設された日を記念した「オリンピックデー」だ。東京大会のスポンサーになっている大手新聞には、JOC・組織委が企画したオリンピックムーブメントを啓発する全面広告が載るはずだ。開幕までちょうど1か月となる日に、どんなメッセージを発信するのだろうか。そして、そこには、「人殺し」という意味での「キラーコンテンツ」となりかねない東京大会を支援するスポンサーの企業ロゴが並ぶはずだ。あらためて、その顔ぶれを確認しておきたい。


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<スポーツ雑感 2021/6/19>
東京五輪のサッカー日本女子代表「なでしこジャパン」の18人が決まった。格下相手の楽勝試合での選手選考は難しかっただろうが、16人が初選出となる新鮮で順当な顔ぶれだ。ところで、なぜ五輪のメンバーは18人に限定されるのか。猛暑の下での中2日の試合日程に加え、今大会では新型コロナの心配をしなくてはならない。アスリートファーストのために、IOCとFIFAのしがらみの産物にも、厳しくクレームをつけるべきだ。



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<スポーツ雑感 2021/6/18>
大会前の負傷の影響により、初戦に出なかったデ・リフト(オランダ)とデ・ブライネ(ベルギー)が2戦目に顔を見せた。デ・リフトが先発出場したオランダは、オーストリアに2対0の完封勝利。相手は違うが、最終ラインにデ・リフトがいることによってチーム全体の守備力が増した。後半からのデ・ブライネは、デンマーク相手に、同点アシストに決勝ゴールと格の違いを見せつけた。大会後半の躍動のために、うまく調整して欲しい。


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<スポーツ雑感 2021/6/17>
イタリアが、トルコ戦に続き、スイスにも完勝した。イタリアといえば、堅守速攻のカテナチオ戦術が伝統だが、マンチーニ監督は、ハイプレス守備を重視し、脱カテナチオを目指しているそうだ。確かに、攻守の切り替えは、すさまじく速い。ボールを奪われたら高い位置から取り返しにいき、ボールを奪ったら鋭い縦パスでゴールに迫る。ただ、イタリアの匂いは、確実に残っている。アップグレードしたカテナチオとみるべきではないか。


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<スポーツ雑感 2021/6/16>
代表キャリア十分な豪華メンバーが揃った分、新鮮味に欠けたフランス対ドイツ戦。見どころはフランスの幻の3点で、すべてエムバぺが絡んだ。2点はオフサイドで取り消し、1点はPKをとってもらえなかった。1点目は66分。フェイントで対面のディフェンスを外し、タイミングでGKの反応を遅らせた鮮やかなシュートだった。エムバペがボールを受けた時点でオフサイドだったが、主審もゴールを見たかったので、判定を遅らせた?



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<東京五輪雑感 2021/6/15>
組織委から「オリンピック観戦チケット発送に関するお知らせ」メールが届いた。「観客上限の方針が未定のため、6月中旬以降の予定だった紙チケットの発送を見合わせているので、しばらくお待ちください」というような内容だった。ただ、文面からは送る気満々な感じが漂っている。そこから推測できることは……。

6月20日に「緊急事態宣言」が「まん延防止措置」に移行し、イベントの観客上限が収容人数の50%になる。先日、発表があったように販売済観戦チケットは全体の約42%なので、競技や会場によってばらつきはあるものの、ほぼ全会場で観客上限50%に収まる。なので、観戦チケットを再配分する必要はなくなる。で、実は、すでにこの状況を前提に、観戦チケットへの席番の印字は済んでいる。あとは、発送するだけ……。
組織委に問い合わせたら、観戦チケットの払い戻しも、当初、予定していた公式転売サイト(リセールサイト)の開設も未定らしい。「安心・安全」な状況で観戦できるのだから、当然なんだろう。

そもそも、6月中に観客上限を決めて、それに応じたかたちで、その3週間後に五輪大会を開催することなんて、できるわけがない。なんてことはない。全部決まっているのだ。とんだ茶番に付き合わされているわけだ。東京五輪開幕まで、あと38日。



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<東京五輪雑感 2021/6/14>
東京五輪・パラ大会の埼玉県の都市ボランティアに、「大会直前研修用資料」が送られてきた。冒頭に「いよいよ、東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会が開催!」、そして「訪れたお客様に(中略)あたたかくお迎えし、ご案内してください」とある。完全に「有観客開催」前提だ。内容は、活動の前までに読み終えておけば十分。6月中には、開催可否、開催の場合の観客制限の方針が出るのだから、その後の配付でも間に合う。末端の開催都市担当者のあせりの表れか。それとも、「なし崩し的有観客開催」への誘導の一端だろうか。


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<スポーツ雑感 2021/6/13>
EURO2020、A組のウェールズ対スイスは引き分けに終わった。エンボロの突破で得たCKから、そのエンボロが頭で決めてスイスが先制。そのままの勢いでたたみかけるかと思いきや、ウェールズの反攻を受け、勝ち点3を逃した。スイスにとってはもったいない試合だった。2019年3月、スイスのバーゼルで観た予選で、デンマーク相手に残り10分まで3点リードしながら同点に追いつかれた、もったいない試合を思い出した。


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<スポーツ雑感 2021/6/12-2>
EURO2020の開幕戦。審判団、選手が入場しても、試合球はピッチ脇に置いたままだった。普通は、主審が手に取ってピッチに入る。?と思っていたら、両国の国歌演奏の後、ピッチ脇に大会公式スポンサー「フォルクスワーゲン」のラジコン・ミニカーが登場。係員が公式球を乗せると、ミニカーが主審のもとへ走り届けた。こんな始球式は初めて見た。解説者が「イタリアらしい」と言っていたが、他の国の会場でも同じ演出だろう。


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<スポーツ雑感 2021/6/12>
新型コロナがなければ、現地で観戦するはずだったEURO2020が1年遅れで始まった。開幕戦、トルコ対イタリアの会場はローマ、スタジオ・オリンピコ。観客数は、収容人数の25%、16000人に制限されていたが、スタジアムの屋根に反響し、増幅するサポーターの太い声がなつかしい。この雰囲気が現地観戦意欲を湧き立てる。試合は、久々に見る地元イタリアが3対0でトルコに快勝した。これから1か月、眠れぬ夜が続く。


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<東京五輪雑感 2021/6/11>
東京五輪で感染防止の規則を破った選手・関係者への制裁内容が、今朝の読売新聞に載っていた。「プレーブック・最終版」では「違反を見つければ誰でも、組織委などに通報できる」とあるようだ。「自粛警察」の次は、いよいよ「五輪警察」の出番となるのか。いっそのこと、通報者には金メダルを授与したらどうか。もはや「祝祭」の意味合いはまったくなくなった東京大会だが、まさか「制裁」イベントになり下がるとは思わなかった。



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