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観客席で思ったこと ~200文字限定のスポーツコラム~
 



<スポーツ雑感 2018/2/27>
「生徒募集などの宣伝に利用しないこと」を条件に、学校主催の平昌五輪報告会の「公開」が認められた。大会前の壮行会の公開可否が混乱を招いたことを受けて、JOCが妥協したようだ。そもそも、なぜ、学校は壮行会や報告会を「公開」したいのか。体育館や講堂に生徒を集めてやるだけではだめなのか。五輪を盛り上げたいと言いながら、学校の知名度や好感度を上げたいのが本音だろう。今回の妥協がさらに混乱を招くのではないか。


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<スポーツ雑感 2018/2/26>
平昌五輪を総括しておこうと思っていたところに、2019年ラグビーW杯の観戦チケットの当選通知が届いた。ニュージーランド対南アフリカ、アイルランド対スコットランド、イングランド対フランス、日本対スコットランドのプール戦4試合の横浜パックが当たった。最後の日本戦はトーナメント進出をかけた試合になるかもしれない。早くも心躍る。しかし、約100日後にはサッカー・ロシアW杯が始まる。その準備を急がなくては。


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<スポーツ雑感2018/2/25>
いつものようにIOC会長が開催地、組織委、ボランティアなどに謝辞を表わしたことで、平昌冬季五輪は成功裡に終わった。そのあいさつでバッハ会長が言及した“New Horizon”は何を意味するのか。辞書には「地・水平線」の他に、「展望」「視野」とともに「限界」もある。IOCとしては「新たな展望」が見えたのかもしれない。しかし、ドーピングに揺れ、政治に利用された平昌大会は「新たな限界」が見えた大会だった。


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<スポーツ雑感 2018/2/24-2>
平昌大会の終盤、高木菜那がマススタートで金メダルを、カーリング女子が銅メダルを獲った。高木は最終コーナーで内側から先頭を鋭く出し抜いた。後方からプレッシャーをかけ続けて、最後のチャンスを活かした。カーリングの第10エンド。英国のショットが決まれば逆転負けの場面で、まさかのミス。接近戦のなかでミスを誘う状況にした日本をほめたい。最後までわからないというスポーツの面白さを2つの画面で堪能した夜だった。


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<スポーツ雑感 2018/2/24>
「ブラインドサッカー・ノーマライゼーションカップ」で、女子日本代表対女子アルゼンチン選抜を観た。初の女子の試合観戦で、日本代表のエース菊島宙(そら)の活躍を目の当たりにし、驚愕した。2点リードされた前半途中から出場して、前半だけで3ゴールを決め、後半にも3点を挙げた。その身のこなし、ボール扱いは、異次元のものだった。男子の中でもトップクラスにあるのではないか。男子日本代表の高田監督に聞いてみたい。


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<スポーツ雑感 2018/2/23>
将棋の藤井聡太五段(当時)が羽生竜王を破った対戦に向かう時に「(自分のドリンクの)ペットボトルのラベルをはがしたほうがいいですか」と関係者に確認したそうだ。もし、彼がカーリング女子日本代表の一員だったら…。「カロリーメイトは箱から出しておいた方がいいかな」「そだね~」となっているかも。女子が準決勝に進出したカーリングでは「おやつタイム」にも注目が集まる。その光景に気をもんでいる企業人がいるはずだ。


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<スポーツ雑感 2018/2/22>
「冬季、過去最多のメダル11個」的な文字が躍る。平昌での日本選手やチームの健闘はおおいに称えるが、メダル総数で大騒ぎするのはいかがなものか。冬季大会史上最多の長野では68種目だったが、今や102種目だ。むしろ、開催地とはいえ、いかに長野大会の選手たちが健闘したかをあらためて思い知る。メダル獲得数は、強化をすすめるJOCを評価する基準としての意味はあるかもしれないが、過去との比較はあまり意味がない。


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<スポーツ雑感 2018/2/20>
平昌五輪をTV観戦していて、冬季五輪の風景がずいぶん変わったものだと思う。昔は夢中だったアルペン競技をほとんど観ていない。それもそのはず、1972年札幌では6競技35種目、1998年長野では7競技68種目だったのが、平昌では7競技102種目だ。男女平等と若者対策のため、女子とアクロバティックな種目が増えている。中継はあるものの、日本人が弱い種目まで目が届かない。次の北京ではどうなっていることやら。



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<スポーツ雑感 2018/2/18>
北海道大学柔道部を舞台にした「七帝柔道記」(増田俊也著)を一気読みしてしまった。七帝柔道とは旧七帝大による柔道大会の通称で、講道館の方式とは違う、一本勝ちだけで勝負が決まる、15人の(勝ち)抜き勝負戦である。主人公(=著者)は、その柔道をやるために二浪して北大に入り、七帝戦で勝つために異常なほどの過酷な練習に明け暮れる。個性的な仲間との、大学1、2年の2年間の話だが、その後の成長を読みたくなった。



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<スポーツ雑感 2018/2/16>
圧巻の演技よりも、直後のインタビューでの「ぼくはオリンピックを知っている」という言葉にしびれた。優勝宣言ともとれた。前回王者とはいえ、まだ2度目の五輪である。その自信はどこから生まれるのだろうか。五輪連覇という、まさに「歴史的快挙」の予感。達成すれば、メディアの大狂騒がしばらく続くことだろう。これを誰よりも待ち望んでいるのは、今、国会で窮地にある安倍総理か。連覇とともに、羽生の国民栄誉賞も決定だ。


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<スポーツ雑感 2018/2/15-2>
1998年長野五輪から採用されたカーリングは、超高速で争うことが多い冬季五輪のなかで、じっくりと進む特異な競技だ。初めて観たときには、なんとも滑稽だと思ったことがなつかしい。そして、実はテレビ中継向きだ。ヘルメットもゴーグルもつけないので選手の顔がよくわかる。選手たちがピンマイクをつけていて作戦会議を聴けるのもおもしろい。屋内競技なので天候に左右されない。健闘している男女日本チームに注目している。


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<スポーツ雑感 2018/2/15>
平昌冬季五輪も中盤に差し掛かり、「北」の話題が収まり、日本選手がメダルを獲りはじめた。それにつれて、テレビ、新聞には「快挙」「笑顔」といった言葉があふれだし、感動の押し売りが始まった。そして、テレビを見る気が失せてくるのもいつものことだ。ただし、今は、ネットによる中継が充実している。日本語のない国際映像もあり、かえって競技にのめり込める。いろいろなデバイスで世界最高峰の技を楽しめるのはありがたい。


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<スポーツ雑感 2018/2/12>
横浜フットボール映画祭@横浜市開港記念会館で、「ジョホールバル1997~20年目の真実」(監督・植田朝日)を観た。岡野雅行、呂比須ワグナー、名波浩、岡田武史、井原正巳、山口素弘が20年前の秘話を披露した。その一つ。イランとのプレーオフで、岡野が決勝ゴールを決めた後、審判もイランも、試合を続けようとしたらしい。この試合が延長Vゴール方式だということをわかっていなかったのだ。20年たって初めて知った。



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<スポーツ雑感 2018/2/11>
平昌五輪を現地で観戦している友人たちによれば、競技会場へのアクセスでだいぶ不便を被っているらしい。ただ、五輪やサッカーW杯などのメガ・イベントの大会序盤ではいつものことだ。当面は、運営側と観戦者とが柔軟に対応し合うことが必要だろう。東京大会の関係者が、大勢現地に行っているようだが、コーディネートされた視察旅行をこなすだけでなく、大会の現場で何が起こっているか、一般観戦者の目線で体験してきてほしい。


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<スポーツ雑感 2018/2/10-2>
女子アイスホッケーはボディコンタクトが禁止されているため、男子よりも攻守の切り替えや試合の流れの変化を楽しめる。その女子アイホ日本代表の五輪初勝利はおあずけになった。スウェーデン相手に1対2の惜敗。力強いスウェーデンに対して、巧みなパスワークを武器にシュート数で上回る大健闘。初出場の前回ソチ大会とは見違えるような堂々のプレーぶりだった。しかし、3度のパワープレーでゴールを奪えなかったのが痛かった。



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