川崎が貫録の完勝

＜スポーツ雑感 2021/10/28＞
昨日は、久しぶりにJ１クラブ同士の対戦を観た。天皇杯準々決勝、川崎対鹿島は、川崎が3対１で完勝し、貫録をみせた。川崎の選手のボールさばきには、何か一工夫を加えようとする余裕があり、その積み重ねが、鹿島との違いとなっていた。特に、目を見張ったのは3点目。自陣のゴール前からのパス展開で鹿島のプレスをはがし、中盤から最前線へつなぎ、脇坂がファインゴールを決めた。ピッチ全体を有効に使った美しい展開だった。

日本、サウジに敗れる

＜スポーツ雑感 2021/10/8＞
サウジアラビアには、粘り気のあるドリブル、足技で攻めるイメージがあったので、守備面での頑張りに驚いた。前線からのプレスに、厳しい1対１。大観衆で埋まり、中近東地域独特の音楽が流れ、アジア最終予選感が高まったサウジ対日本の前半は、濃密な展開となった。後半途中からのやや緩んだ膠着状況のなかで、日本がミスから失点した。GK権田も3つ目の決定的ピンチまで防ぐことはできなかった。豪州戦が、まさに剣が峰となる。