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観客席で思ったこと ~200文字限定のスポーツコラム~
 



<スポーツ雑感 2024/12/16>
先日、2030年と2034年のサッカーW杯の開催地が決まった。2030年は、スペイン、ポルトガル、モロッコの3か国共催。さらに、W杯100周年を記念して、第1回大会の開催地ウルグアイと隣国のアルゼンチン、パラグアイでも1試合ずつおこなう。そして、気になったのは2034年のサウジアラビアだ。2026年の米国、カナダ、メキシコ共催大会では、全部で16会場を使う。サウジアラビアだけでまかないきれるのか。


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<スポーツ雑感 2024/12/8-2>
来年の6~7月に米国で開催されるクラブW杯(CWC)の日程が発表された。日本からは浦和レッズが出場し、グループステージをシアトルとロサンゼルスで戦う。ロサンゼルスといえば、大谷、山本のドジャースだ。CWCのグループステージと重なる6月13日から22日まで、ドジャースは10試合連続でホームゲームの予定。どうせ行くのなら、CWCとMLBを楽しみたい。運が良ければ、ピッチャー大谷を観ることができるかも。


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<スポーツ雑感 2024/12/8>
J1最終節、浦和対新潟を埼スタで観戦。久しぶりとなる浦和サポの大声援のなかで、興梠、宇賀神の最後の雄姿と、ルヴァン杯決勝で魅せてくれた新潟のパスワークを期待したが……。枠内シュート数、浦和3、新潟0が示すとおり、ゴール前に迫るシーンが少ない退屈な試合となった。興梠はほとんど見せ場なく、宇賀神は最後に交代出場。新潟は引き分けでJ1残留を決めた。ともに来季の奮起を期待したい。特に浦和、CWCは大丈夫?






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<スポーツ雑感 2024/11/23>
サッカー天皇杯決勝戦は、ヴィッセル神戸が1対0でガンバ大阪を下し、2度目の優勝を飾った。関西勢対決のためか、東京・国立競技場の上層部には空席もあったが、両ゴール裏のサポーターの大声援のもと、接戦の好試合が展開された。注目していたのは、チームを引っ張るベテラン。神戸では、武藤、大迫がからむとチャンスが広がり、決勝点もこの2人が演出した。一方のガンバは宇佐美がけがで欠場。ガンバにもぼくにも残念すぎた。




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<スポーツ雑感 2024/11/10>
J2最終節、V・ファーレン長崎対愛媛FCをピーススタジアムで観た。やはり、スタジアムの良さは、選手がピッチで躍動し、サポーターがスタンドを埋めて、はじめて実感できる。ホテルの対面となるメインスタンド2層目(上段)のぼくの席からは、選手の動きが眼下に広がり、屋根に響く声援が体を揺すぶる。特に、その視線、視野は、がらんどうのスタジアムツアーでは想像できない素晴らしいものだった。ぜひ、再び観戦に来たい。




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<スポーツ雑感+ 2024/11/8>
10月に開業した長崎スタジアムシティを観察したいと思い、生まれて初めて長崎県に足を踏み入れた。明日9日はハピネスアリーナでBリーグの長崎対秋田を、10日はピーススタジアムでJリーグの長崎対愛媛を観戦する予定だ。
で、その前にピーススタジアムのスタジアムツアーに参加してみた。「大阪・吹田のパナスタに似ているな」というのが、スタンドに入ったときの第一印象。観客席とピッチが非常に近い、コンパクトなスタジアム。そして、試合のない日でも、飲食店が並ぶコンコースやスタンド席に自由に入れるようになっている(一部を除く)。これは、北海道・北広島の野球場、エスコンフィールドを参考にしたのではないか。夕方のスタジアムに年配の夫婦や高校生のグループがやってきた。
ただ、バックスタンド側にそびえるホテルは、これまで見たことのない光景だった。ホテルの全243部屋のうち、約半分がスタジアムビューの部屋で、バルコニーからピッチが見下ろせる。そのため、ホテル側のスタンドの屋根は透明になっているそうだ。どんな風に見えるのか、一度、泊ってみたいが……。
さらに、バスケットボールの試合を主とするハピネスアリーナやオフィスビル、大型ショッピングセンターが隣接しているのは、まさにスタジアムを中心とした街(シティ)といえるだろう。
これまで、新しい、素晴らしいスタジアムやアリーナができると、「ようやく日本にも欧米並みの器ができたな」と思うばかりだった。しかし、この長崎スタジアムシティは、欧米に追いつくというよりも、欧米を超えたオリジナルと言えそうだ。





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<スポーツ雑感 2024/10/27-2>
サッカー天皇杯準決勝は2試合ともに、大接戦の好試合だった。そして、決勝に勝ち上がったのは、ガンバ大阪とヴィッセル神戸。104回のサッカー天皇杯史上、決勝戦で関西勢が対戦するのは、ウィキペディアで調べたところでは、1953年の全関学対大阪クラブ(延長戦で全関学が勝利)以来のようだ。71年ぶりの関西勢対決となる決勝戦は、東京の国立競技場でおこなわれる。関西のスタジアムだったら、さぞ盛り上がるだろうに。


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<スポーツ雑感 2024/9/23>
U20女子W杯決勝、日本はDPRコリアに0対1で敗れた。今大会の予選でもあったAFC選手権から、いずれも1点差での3連敗となった。互いに手の内が分かっている対戦。DPRコリアは攻守において速かった。攻撃では得点王、MVPになったチョ・イルソンらの速さを活かして攻め立て、守備では日本のパス展開の起点である大山を封じた。日本はシュートも少なく、いいところなしに終わった。リベンジはフル代表で、となった。


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<スポーツ雑感 2024/9/19>
U20女子W杯準決勝、日本がオランダに2対0で勝った。開始直後から多彩に攻め続ける日本では、大山の安定した展開力と小山の鋭いスルーパスが光る。しかし、ラストクロスの精度が低く、前半は0対0。後半になって、松窪の2ゴールで試合を決めた。チャンスが多かっただけに2点では物足りなかった感がある。狩野監督の言う「(疲労で)精彩を欠いた」ためか。それでも、シュート数21対1(枠内6対0)は見事な完勝だった。


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<スポーツ雑感 2024/9/17>
U20女子W杯準々決勝は、日本が延長戦の末、1対0でスペインを破った。2022年、2018年の決勝と同カード※。前回はスペインが、前々回は日本が勝っている。強豪同士の戦いは、日本が多彩な攻撃をみせ、スペインの倍のシュートを打つ展開。しかし、スペインのGKの好セーブもあり得点ならず。延長前半、FKをヘッドで流し込み試合を決めた。好守のスペインGKはタイミングを外され反応できず。セットプレーの怖さだ。
※2020年大会は新型コロナウイルス感染拡大のため中止。


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<スポーツ雑感 2024/8/15>
WOWOWオンデマンドでUEFAスーパーカップ2024、レアル・マドリード対アタランタを観た。注目していたレアル新加入のエムバペが、早速、チーム2点目となる、あいさつがわりのゴールを決めた。両チーム無得点で迎えた後半は、徐々にレアルのペースとなった。その中心はベリンガム。そのベリンガムの躍動に呼応するようにビニシウス、ロドリゴ、そしてエムバペが相手ゴールに迫った。夢の4人を止めるチームはあるのか。


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<スポーツ雑感+ 2024/7/15-2>
EURO2024決勝に続いて、米国マイアミでのコパ・アメリカ2024の決勝戦、アルゼンチン対コロンビア。チケットを持たないファンがスタジアムに殺到したことで試合開始が1時間20分ほど遅れる異常事態。ハーフタイムは、シャキーラのステージ(約10分)のために通常よりも長い25分間に。2026年の北中米W杯の予習としておきたい。 試合は、EURO2024の決勝同様、両チームが素晴らしい守備力を発揮し、0対0で延長戦へ。その後半、ラウタロ・マルティネスが決勝ゴールを決め、アルゼンチンが2大会連続の優勝となった。配信動画では、本来の試合開始時間(日本時間9時)から試合、セレモニーが終わるまでの5時間以上、アルゼンチン、コロンビアのサポーターのもの凄い大声援が途切れずに聞こえてきた。W杯でも体験しているが、南米のサポーターの異常な熱量には感服せざるをえない。


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<スポーツ雑感+ 2024/7/15>
EURO2024決勝は、スペインが2対1でイングランドに勝利し、4度目の欧州王者に輝いた。前半は、両チームの守備力に魅せられた。組織的、個人的に高い集中力に加え、互いの布陣がかみ合い、シュートシーンは少なかったものの緊張感にあふれていた。後半に入ると、早々にヤマルのアシストからニコが決めてスペインが先制。イングランドも、交代で入ったパーマーが同点ゴール。そして、終盤に、やはり交代したオヤルサバルが、ククレジャからのピンポイントクロスにあわせて決勝ゴールを決めた。いずれも、強固な守備のわずかなスキをつく素晴らしいゴールだった。今大会はTV観戦のみだったが、どの試合、どの会場もとても盛り上がっていたようだった。その大会を象徴するような素晴らしい決勝戦だった。


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<スポーツ雑感 2024/7/11>
EURO2024準決勝2試合目は、後半追加時間に決勝点を奪ったイングランドが、2対1でオランダを破り、前回に続いて決勝進出。前半は1対1。後半になると、オランダが、イングランドの中盤で躍動していたフォーデン、サカ、ベリンガムを抑えることに成功し、完全に膠着状態に。それを打開するために80分過ぎにケインに替わったワトキンスが、見事な決勝ゴールを決めた。先に動いたイングランドに勝利の女神がほほ笑んだ。


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<スポーツ雑感 2024/7/10>
2対1でスペインがフランスを破ったEURO2024準決勝は、点差以上にスペインが優っていた。9分にフランスが、この大会初めて流れの中でゴールを決めた。これで勢いにのるかと思ったが、両翼のエムバペ、デンべレの強引な突破を繰り返すばかり。一方のスペインは、ペドリ、カルバハルの不在を感じさせない安定の試合運びで、21分にヤマルが大会史上最年少の、25分にオルモが3試合連続のゴール。優勝にぐっと近づいた。


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