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観客席で思ったこと ~200文字限定のスポーツコラム~
 



<スポーツ雑感 2019/5/30-2>
東京五輪のチケットの抽選申し込みが終了した。終了時点でのID登録は750万人だった。日本の人口約1億3000万人のうちの6%弱にあたる数だ。ロンドン、リオ大会よりも多いそうだ。オリンピックが大好きで、ブームに乗りやすい日本人なら、当然のことと言えよう。組織委は、チケットの申し込み件数や倍率を公表していない。公表すれば、「なんでもっとたくさん販売しないのか?」と大炎上するような数字だからに違いない。


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<スポーツ雑感 2019/5/30>
サッカーU-20W杯。イタリアと引き分けた日本は、Bグループ2位でノックアウトステージに進出した。日本は、引き分け狙いのイタリアに対して、メキシコ戦のような「賢さ」を発揮できなかった。ボールを持たされ、攻めさせられた感じがあった。やはり「守り」は、イタリアの伝統だった。ただ、2位抜けは、次の試合までの間隔が長くなったので、ケガ人が出ている日本には、むしろ良かったのではないか。まずは、リカバリーを。



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<スポーツ雑感 2019/5/28>
東京五輪の観戦チケット申し込み開始日の大混乱をみて、「締め切りを延ばすことになるかもしれない」と書いた。案の定、12時間だけだが、そのとおりになった。数日前までは、待つこともなかったのに、当初の締め切りまで1時間を切った今、60万人以上が待機している状況だ。おそらく、12時間後も変わらないだろう。組織委としては、一度、延長すれば、誠意をみせたという感じだろうか。おそらく予定していた対応に違いない。


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<スポーツ雑感 2019/5/27>
コースにヘリを着陸させて16ホールだけゴルフをし、升席においたソファに座って、5番だけ相撲の取り組みを見る。スポーツ大国と言われる米国とスポーツ立国を目指す日本のトップによるスポーツに対する愚行に腹が立った。そして、それを許したスポーツ側のなんとも残念なことよ。ほとんど批判をしないメディアにも落胆した。朝乃山の初優勝が千秋楽を待たずに決まり、バカ騒ぎに巻き込まれなかったのが、せめてもの救いだった。


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<スポーツ雑感+ 2019/5/26>
16歳から22歳の騎手で争う総合馬術のヤングライダー選手権で、日大馬術部に所属する名倉賢人と桜望(馬)のコンビが優勝した。ちなみに、大学馬術部が所有する馬の名前には、日大は「桜」、明大は「明」、のように各大学が決めた漢字を含むことが多い。名倉は、初日の馬場馬術で首位に立ち、2日目のクロスカントリー、3日目の障害馬術を減点0として、リードを守り切った。実は、名倉が乗った桜望は、リオ五輪で北島隆三が乗った「ジャストチョコレート」という実力のある馬だっだ。ぼくのような馬術の素人にも、その走りっぷりはとても軽快で、障害も余裕をもって飛び越えていたように見えた。今回の名倉の優勝は、どちらかというと馬の力の差が、そのまま結果に表れたようだ。ただ、馬術は人馬一体。人と馬が互いに高めあう競技である。次の勝負では、さらに強くなった名倉+桜望のコンビを見ることができるのではないか。


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<スポーツ雑感 2019/5/21-2>
来年6月のUEFA EURO2020(サッカー欧州選手権)の観戦チケットの値段と販売日程が公開された。第1次抽選販売の申し込みは、来月6月12日から7月12日まで。東京五輪のチケットの抽選結果が判明するのが6月20日なので、それから検討しようか。でも、観に行きたいのは、圧倒的にEURO2020。欧州12カ国に散らばるグループステージも、最後を締めくくるロンドン・ウエンブリーも、どれも魅力的なのだ。


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<スポーツ雑感 2019/5/21>
日経新聞主催「第1回チャレンジニッポン」(講演とパネル討論)を聴いた。中身は、近日中に出る日経新聞を。で、Jリーグ村井チェアマンの講演では、マンチェスターU、ユベントス、バイエルンM、イニエスタといったクラブや選手の名が、何の説明も、形容詞もなく出てきたのに対し、討論では、ラグビー協会の真下顧問が、「80年代に7連覇した」新日鉄釜石、「90年代に活躍した」神戸製鋼と説明。時代は完全に変わっていた。





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<スポーツ雑感 2019/5/18>
ラグビーW杯観戦チケットの第3次一般販売(先着)に挑戦した。18時開始の前から公式チケットサイトにアクセスしたが、ぼくの前の待機人数は、いきなり6万人以上だった。2時間経過して、約6000人分進んだが、買いたかった試合は、ほぼ完売してしまった。今回、何枚のチケットが売り出されたか不明だが、それほど多くないはずなので、仕方がない。次は、5月31日からの「公式リセールサービス」に、少しだけ期待しよう。



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<スポーツ雑感 2019/5/17>
報道によると、東京五輪・パラ組織委は、全国のホストタウンに対し、五輪とパラ大会、各30枚のチケット購入の権利を与える。ホストタウン側の要望に応えたという。ただし、ホストタウン=自治体がチケットを買うための原資は「税金」だ。税金で買った、たった60枚のチケットをどう使うのか。自治体の首長や幹部に配って、「はい、終わり」というわけにはいかない。ホストタウンにとって、ありがた迷惑な権利となっていないか。


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<スポーツ雑感 2019/5/12>
生で観るつもりだった「世界リレー」は、都合でTV観戦となった。日本チームは不本意な結果に終わったが、予想外の展開、結果はバトンパスが肝となるリレー種目ならでは。ところで、セパレートコースで進行するリレーを観るときの難しさは、素人目には、最後の直線に入るまでどのチームがリードしているか、よくわからないことだ。この秋の世界陸上、せめて来年の東京五輪のTV中継では、映像面での工夫があることを期待したい。


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<スポーツ雑感 2019/5/9-3>
JOC、日本スポーツ協会、多くの中央競技団体の引っ越し先、新国立競技場近くの「ジャパン・スポーツ・オリンピック・スクエア」の前を通った。正面玄関近くには、何かが白い幕で覆われていた。おそらく、岸記念体育会館にあった岸清一の胸像だろう。これまでは、岸の胸像は「岸体」と向かい合い、まるで見守るよう、監視するようだったが、今度は建物を背に外を向いているようだ。岸が本当に目を向けたいのは、どちらだろうか。



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<スポーツ雑感 2019/5/9-2>
東京五輪の観戦チケットの申し込みが始まった。予想したことだが、公式販売サイトにアクセスが集中し、つながりにくい状態になった。また、いざ申し込みが始まると、ID登録数も急増し、300万を超える勢いだ。抽選だから、5月28日中に申し込めばよいのだが、はたして間に合うのか。今日1日で、何万あるいは何十万ID分の申し込みを受け付けることができたのか。それによっては、締め切りを延ばすことになるかもしれない。


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<スポーツ雑感 2019/5/9>
2日続けて、イングランドのクラブが奇跡を起こした。トッテナムがアウェーの地で、後半の追加時間に大逆転のゴールを決めた。前半に窮地にたたされたトッテナムだったが、後半の巻き返しは見事だった。とはいえ、最後の最後にこんなことが起こるのか。自分の足がわずかに届かなかったアヤックスの19歳の主将、デ・リフトが崩れ落ちた。期待していたバルセロナ対アヤックスの決勝は、ともに敗退し幻になった。これが、サッカー!


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<スポーツ雑感 2019/5/8-2>
Jリーグ・ルヴァン杯、FC東京対仙台を観た。秩父宮ラグビー場でサッカーを観たのは初めてだ。実は、4月に観戦するつもりだったが、雨のため止めていた。ピッチを見ると、約6mの幅で、芝目を交互にして、きれいに芝が刈られている。普段のラグビーのときとは違って、とても新鮮だった。東京メトロやJRの駅から近い、都心ならではの好立地。東京五輪後に建て替えた後は、ラグビーもサッカーもやる「球技場」としてはどうか。



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<スポーツ雑感 2019/5/8>
体調不良で欠場したサラのTシャツには、大きく「NEVER GIVE UP」とあった。そんな決意で臨んでいたとしても、まさか、0対3の逆境から4対3で勝利するとは、当のリバプールの選手さえも想像していなかったのではないか。第1レグでも見せた最前線から圧力を加え続ける強さが、リバプールのホーム、アンフィールドでは4つのゴールとなって結実した。早朝の観戦後、2度寝するつもりだったが、興奮して眠れそうにない。


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