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観客席で思ったこと ~200文字限定のスポーツコラム~
 



<スポーツ雑感 2023/1/31>
英国人サッカージャーナリスト、ショーン・キャロル氏による「ニッポンとサッカー」は、2009年に来日したキャロル氏自身や彼が取材した外国人選手、監督などの視点での日本サッカー文化論だ。選手、組織、サポーター、メディアまで広くカバーし、「とまどい」や「違和感」を起点に、様々な問題を考察している。ただ、普段から日本サッカーをシニカルに観ている者からすると、納得はすれども、目新しさは感じないかもしれない。




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<スポーツ雑感 2023/1/9-2>
サッカー・フランス代表のデシャン監督が、2026年6月まで契約延長した。カタールW杯では連覇を逃したものの、何人もの主力選手が離脱しながらの準優勝は、フランス・サッカーの底力とデシャン監督の采配があってこそ。監督続投は当然だろう。しかし、なぜ2026年6月までなのか。2026年W杯は、普通なら6月から7月にかけての開催だ。勝ち上がったらどうするのだろう。契約期間が不思議だったので、書き留めておく。



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<スポーツ雑感 2023/1/9>
高校サッカー準決勝、岡山学芸館対神村学園、東山対大津は、2試合ともPK方式での決着となった。今大会はPK決着が多い。1,2回戦はともに16試合中2試合、3回戦8試合中4試合、準々決勝が4試合中2試合、準決勝が2試合中2試合と、大会後半に多くなり、準決勝までの総数でも過去3大会よりも多い。実力拮抗の接近戦が多い証で、ファンにはおもしろい大会だ。ただ、せめて優勝校は90分間のゴール数で決まって欲しい。



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<スポーツ雑感+ 2023/1/6>
高校サッカー準々決勝を観戦した後、久々に会った海外観戦仲間とカタールW杯や今後の海外サッカー観戦話などで盛り上がった。そのなかで、「次の2026年北米3か国共催大会では、何としてもメキシコのアステカ・スタジアムに行きたい」とぼくが言うと、「米国とメキシコは、チケットの確保が難しそうだ」と友人。確かに、いつのW杯でも、アメリカ人、メキシコ人はとても多いので納得なのだが……。
2026年の会場は、カナダ2、米国11、メキシコ3と発表されている。カタールでも激戦が続いて盛り上がった大会後半のノックアウトステージは、ほとんど米国になるだろう。しかし、それでも、1986年メキシコ大会で、マラドーナが躍動し、ワールドカップを掲げたアステカ・スタジアム(メキシコシティ)で観たい。スタジアムは当時と違うけれども、ジーコが、プラティニがPKを外して天を仰いだグアダラハラ、リネカーが起死回生のハットトリックをしたモンテレイにも行ってみたい。
そんなことを考えながら、月刊サッカーマガジン増刊「カタール・ワールドカップ2022決算号」を開いていたら、最後のページで目がとまった。「SEE YOU IN CANADA,MEXICO AND THE USA IN 2026」の背景は、真上から撮ったアステカ・スタジアムだった。サッカーマガジンも、ぼくといっしょの思いのようだ。



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<スポーツ雑感 2023/1/4>
今年も生観戦は、高校サッカー(準々決勝@等々力競技場)から。第1試合は、個人技と組織力がかみ合った岡山学芸館が4対0で佐野日大に完勝。佐野はキックの精度を欠き、ほとんど攻撃のかたちをつくれなかった。第2試合は、前半に1点を奪われた神村学園が、後半の2得点で青森山田に逆転勝ち。前半、主導権を握りながら、追加点を奪えなかった青森には悔いが残る内容。カタールW杯の日本対ドイツ、スペインを思い起こさせた。
※写真:青森山田対神村学園の試合終了後、バックスタンド前で健闘を称え合う両校の選手



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<スポーツ雑感 2023/1/2>
元旦は「ニューイヤー駅伝(全日本実業団対抗駅伝競走大会)」を、2日は「東京箱根間往復大学駅伝競走」の往路をテレビ観戦。ニューイヤー駅伝では、プロランナー大迫傑の快走と、レース後のテレビ出演が新鮮だった。箱根・往路では、解説の渡辺康幸氏に「大学のいい宣伝になりますね」と言わしめた、関東学生連合の新田颯(育英大学)の1区独走に喝采。どちらも、今後の駅伝のありかたに、少なからず影響を及ぼすのではないか。


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明けまして、おめでとうございます。

自分自身をメインの読者としている、200字スポーツコラム「スポーツ雑感」が10年目に突入しました(※200字を超えるときは「スポーツ雑感+」としています)。寄る年波と新型コロナの影響で生観戦が減ったこともあり、ここのところ掲載頻度が減っていましたが、これからも生存証明もかねて勝手な意見・感想を書き散らしていきたいと思います。

昨年、サッカーW杯決勝戦のテレビ中継の解説者が、その激戦がもたらした感動に対して、「これがスポーツの力なんです」と言っていたことに違和感を覚えました。あのときの感動は、スポーツでもなく、サッカーでもなく、「4年に1度のサッカー・ワールドカップの決勝戦の力」だからこそなんだと思ったからです。勝手な意見・感想と言ってはいるものの、このあたりに記事を書くときのヒントがあるような気がしています。

今年も、どうぞ、よろしくお願いします。

※本人の近影(カタール・ドーハのメトロの高級車両(ゴールドクラブ)にて)。



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