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観客席で思ったこと ~200文字限定のスポーツコラム~
 



<スポーツ雑感 2025/1/30>
東京五輪談合事件で「電通」に求刑通りの罰金3億円、同社の元局長補・逸見被告に懲役2年、執行猶予4年(求刑・懲役2年)の有罪判決が、東京地裁から言い渡された。弁護側は、即日控訴した。有罪判決の内容も、それに対する即日控訴も、まったく予想通りの流れだ。東京地裁422号法廷の公判には、一般傍聴券39枚に対し、200人ほどの希望者が並んだ。そのときの、その場の空気を知りたかったが、残念ながら叶わなかった。



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<スポーツ雑感 2025/1/20>
自ら報道機関であることを否定するような社長会見をしたフジテレビへの不信感が増大している。不祥事をおこした企業がCMを自粛することはときどきあるが、テレビ局に対する不信を理由に、企業がCM出稿を止めるというのは、これまで聞いたことがない。フジテレビは、スポーツイベント事業の主催者でもあり、スポーツコンテンツの放送権保有者という側面も持つ。「スポーツ雑感」的には、それらへの影響も大いに気になっている。


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<スポーツ雑感+ 2025/1/17>
13時30分から東京地裁104号法廷でおこなわれた東京五輪汚職(贈収賄)疑惑の角川歴彦被告の公判を、15時からの日本スポーツマンクラブ賀詞交歓会に出席するため、1時間だけ傍聴した。この日は、傍聴券の配布はなく、先着順で傍聴できたのだが、開廷時の傍聴人は、ぼくを含めて15人。ちなみに104号法廷は東京地裁で最も大きく、座席は98ある。
この日の証人は、角川被告の秘書を担当していたことがあり、また、すでに有罪が確定している馬庭教二氏、芳原世幸氏の部下だったこともある高橋秀和氏だった。検察尋問の狙いは、決裁権のなかった角川被告を有罪にするために、角川被告がどれだけ東京五輪のスポンサーになることへの思いが強かったのか、そして、その過程において現場への影響力がどれほど大きかったのかを明らかにすること。そして、いつものように、メリハリのない検察尋問が始まり、その途中だった14時30分に退席した。
次回は、スケジュールを調整し、腰を据えて傍聴するつもりだ。


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<スポーツ雑感+ 2025/1/13-2>
高校サッカー決勝の前に、国立競技場にある「秩父宮記念ギャラリー」に寄ってみた。旧国立競技場の「秩父宮記念スポーツ博物館」にあった「秩父宮御遺品室」を、現国立競技場でリニューアルしたとのこと。目測で約40~50㎡ほどの部屋の片側の壁に、「スポーツの宮様」秩父宮雍人(やすひと)親王にまつわるものが、もう片側に、3月までの企画展として「全国スポーツ写真・スポーツ俳句コンクール2024入賞作品」が展示されていた。入口はわかりにくく、入ってみて、その狭さに驚いてしまった。率直に言って、秩父宮親王への畏敬があまり感じられない、とってつけたスペースのように思えた。
日本唯一の総合スポーツ博物館を謳い、スポーツ専門図書館も併設していた「秩父宮記念スポーツ博物館」は、旧国立競技場から現国立競技場へ移されることなく、現在、長期休館中。日本のスポーツ史を語るお宝は船橋市の倉庫で眠ったままだ。どこかの記事に、建て替えられる(2028年完成?)新秩父宮ラグビー場内に、「秩父宮記念スポーツ博物館」を設置すると書いてあったと記憶しているが、どうなのだろうか。
また、国立競技場は、2025年度からJSC(日本スポーツ振興センター)に替わって、NTTドコモやJリーグなどによる共同事業体が運営することになる。この民営化のなかで、国立競技場の採算性を高めるためのさまざまな活用が検討・実施されるはずだが、博物館はその対象にならないのだろうか。
いずれにしても、日本のスポーツの発展に貢献した先人たちの功績に真摯に向き合い、広く伝える場が、再び、1日でも早くできることを願う。




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<スポーツ雑感 2025/1/13>
高校サッカー決勝は、PK戦の末、前橋育英が流経柏を下して優勝した。90分+延長20分の110分間、高校生離れした強さ、速さ、巧さを堪能した。お目当ての前橋育英の白井は後半10分頃に交代出場。準決勝ほどの活躍はなかったが、超高速で相手やボールを追いかけるだけで5万8千の大観衆を沸かせ、スピードスターの片鱗をみせた。8人目に蹴ったPK戦では失敗し、ヒーローになり損ねたが、まだ2年生、来年も期待したい。




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<スポーツ雑感 2025/1/11>
高校サッカー準決勝は、2試合ともユニフォームが赤対黄×黒という珍しい対戦。1試合目は前橋育英が、堅守の東福岡に3対1の逆転勝利。ハイライトは前橋育英の3点目か。後半から入った白井が自陣から約60mをドリブルで攻め上がり、折り返しを見事なゴール。その後も、切れ味鋭いボールさばきで東福岡の守備を翻弄した。国立競技場の厳しい冷え込みに決勝戦の観戦をためらっていたが、白井のプレーをもう一度観ることにした。


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<スポーツ雑感 2025/1/4>
新年のスポーツ観戦始めは、高校サッカーの準々決勝@とどろきスタジアムから。第1試合は、序盤、攻守に出足鋭い明秀日立に押されていた初出場の東海大相模が見事な逆転勝ちで、地元の大声援に応えた。明秀日立は、ロングスローで会場を沸かせたが、得点にはつながらなかった。第2試合は、0対0からのPK戦の末、東福岡が静岡学園に勝利した。個人技でやや上をいく静岡学園の攻撃を、東福岡が体を張って抑え切った試合だった。




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