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観客席で思ったこと ~200文字限定のスポーツコラム~
 



<スポーツ雑感 2025/1/20>
自ら報道機関であることを否定するような社長会見をしたフジテレビへの不信感が増大している。不祥事をおこした企業がCMを自粛することはときどきあるが、テレビ局に対する不信を理由に、企業がCM出稿を止めるというのは、これまで聞いたことがない。フジテレビは、スポーツイベント事業の主催者でもあり、スポーツコンテンツの放送権保有者という側面も持つ。「スポーツ雑感」的には、それらへの影響も大いに気になっている。


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<スポーツ雑感+ 2024/12/27>
来年秋に開催される「東京2025世界陸上」の観戦チケットを、2024年12月25日から2025年1月7日までのチケット年末年始特別販売で購入した。どうせ大会が近づくとうずいてきて、観に行きたくなる自分の性分を十分にわかっているからだ。
男女の100m準決勝、決勝などがある9月14日(日)のイブニングセッションのメインスタンド(100m走に近い方)3層、8000円(カテゴリーB)の席を確保した。チケットぴあで買ったのだが、チケット料金8000円に、特別販売利用料(1枚につき)550円と特別チャージ(1枚につき)550円が加わり、合計金額は9100円となった。「世界陸上なら、まぁいいか」と思ってはいるものの、この「特別販売利用料」と「特別チャージ」とは何だろうかという疑問がわいてきた。
普段のチケットぴあなら、チケット料金に追加されるのは、システム手数料330円(1枚)、発券手数料165円(1枚)、それに決済手数料330円(購入毎)の合計825円だ。これについても、常々、高額だと感じているものの、システム、発券、決済は必要な手続きなのだからと、自分で自分を納得させている。それに対し、世界陸上の「特別販売利用料」と「特別チャージ」の合計1100円は、「特別な大会だから、普段より高いんです」と言われているようにしか思えない。こんなことなら、特別分を外出しにしないで、チケット料金に含めてもらった方がよっぽどスッキリする。
さらに、不可解な点も。世界陸上の観戦チケットは、ぼくが利用した「チケットぴあ」のほかに、「TBSチケット」でも購入できる(この2つでしか購入できない)。ちなみに、チケットぴあもTBSも大会のスポンサーである。そのTBSチケットで観戦チケットを購入すると、チケット料金はもちろん一緒なのだが、「特別販売利用料」はかからず、「特別チャージ」の550円(1枚)だけが追加される。つまり、合計金額は、チケットぴあで買うよりも550円安くなる。実質的に2重価格になっていると言えるのではないか。ダイナミック・プライシングとは違うので、あまりよろしくないのではないか。
以上が、実際に観戦チケットを買ってから気づいたことだ。とりあえず言えることは、「これから世界陸上の観戦チケットを買うのであれば、TBSチケットの方がお得です」。


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<スポーツ雑感 2024/12/21>
本屋で目に留まった文庫本「オーナーたちのプロ野球史」(朝日文庫)を読んでいる。日本最初の野球チーム「新橋アスレチック倶楽部」から、その後のプロ野球・球団に参画・撤退した企業・人物を時系列に追っている。特に、球団経営者(オーナー)になった人物の生い立ち、経歴はもちろんのこと、野球に対する考え方、関わりが、人それぞれで、まったく違うのが興味深い。先日、亡くなられた「ネベツネ」こと渡邉恒雄もその一人だ。


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<スポーツ雑感+ 2024/9/7-2>
リーグHの会場案内がとても不親切だった。外階段ののぼりに誘われて2階ロビーに行っても、試合会場への案内が一切なかった。総合体育館なので、プール、武道場、カフェテリアなどに加えて、名誉区民である王貞治氏のコーナーもある。体育館の係員に尋ねると、ハンドボール会場入り口は3階だという。3階で電子チケットのチェック後、アリーナを通ってスタンド席のある4階へ。この経路案内もない。リピーターにはあたりまえのことだろうが、新参者は戸惑うばかり。帰りに2階ロビーを通ったら、手書きの看板が置かれていた。ぼくの他にも迷子がいたのだろう。「リーグH」のHは、ハンドボール、ホーム(タウン)、ホープ(=希望)のHであり、関係者の「英知」も表しているという。ファン拡大のために、ホスピタリティのHを加える必要がある。






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<スポーツ雑感 2024/9/7>
ハンドボールの新リーグ「リーグH」の開幕戦、ジークスター東京対ゴールデンウルヴス福岡を、ひがしんアリーナ(墨田区総合体育館)に観に行った。これまでの日本リーグを観戦したことがないので、どう新しくなったのかはわからない。ただ、DJや照明の演出、チアリーダーの結成など、ホームの東京の運営努力をいたるところに感じた。一方、リーグは記念すべき開幕戦に向けて何をしたのか。発表された入場者数は890人だった。






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<スポーツ雑感 2024/8/22-2>
ハンドボールの試合では、前後半の各30分間、アウトオブバウンズや反則のときでも、審判の指示なしには時計は止まらず、プレーは流れ続ける。メリハリがあるような、ないような。攻撃ではパス交換しながら一瞬のスキをついてシュートを放つ。観ていて一瞬も気を抜けない。30分間の集中観戦はかなり疲れる。バスケットボールのように4クォーター制(各15分)にしたらどうか。パリSG対日本代表を観て、こんなことを考えた。


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<スポーツ雑感 2024/6/3>
笹生優花が2度目の優勝に輝いた全米女子オープンゴルフ。最終日は、午前3時から生中継を観始めて約4時間半、まったく目が離せなかった。首位タイのM・リーが1番でバーディーをとったものの、その後は上位陣がのきなみスコアを崩していった。今季絶好調のN・コルダを予選落ちさせた難コースが序盤から牙をむいた。結局、通算アンダーパーは、笹生と2位の渋野だけ。最終組がホールアウトして、ようやく一息つくことができた。


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<スポーツ雑感 2024/6/2-3>
全米女子オープンゴルフで日本人選手が奮闘している。3日目を終え、首位に2打差の4位に渋野日向子、5位に笹生優花、6位タイに小祝さくら、8位タイに竹田麗央。さらに、上位25人(19位タイ)までに、山下、古江、岩井千怜、河本、鈴木、尾関が名を連ねる。3年前の2021年の大会では、笹生と畑岡の日本人同士による夢のようなプレーオフの末、笹生が優勝した。再び、日本のゴルフファンが歓喜する瞬間が生まれるのか。


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<スポーツ雑感 2024/5/18>
ラグビー・リーグワン・プレーオフ準決勝、埼玉パナソニックワイルドナイツ対横浜キヤノンイーグルス。試合開始は午後2時。真夏のような強い日差しのなか、ときおり心地よい風が吹き抜けた。予想通り、埼玉が前半早々に2トライを奪ってリードするも、後半、横浜が2トライを取り返して逆転。この勢いのまま横浜の下剋上なるかと思われたが、そうは問屋が卸さなかった。王者奪還を目指す、埼玉にとっては良薬になったことだろう。




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<スポーツ雑感 2024/4/30>
全日本柔道選手権は、中野寛太が原沢久喜を判定で破り初優勝した。この日のハイライトは準決勝。第1試合は、中野が、旭化成の先輩で前年王者の王子谷を、開始36秒、小外刈で秒殺。王子谷はしばらく立ち上がれなかった。第2試合は、原沢が、新鋭のグリーンカラニを攻め立てて圧勝した。パリ五輪代表の斉藤、ウルフアロン、世界選手権代表の太田彪雅が出場しないためか、空席が目立ち、また、一本勝ちが少ない寂しい大会だった。



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<スポーツ雑感 2024/4/5>
「富士フイルム・スタジオアリス女子オープン」@石坂ゴルフ倶楽部に行った。朝から小雨が降り、冬に戻ったかのような寒さ。前日、この近所で、半袖で汗をかきながらゴルフをしたのがウソのようだ。選手にとっても厳しい天候の変化だったのではないか。そんな中、地元ともいえる川越出身の佐久間朱莉が、5アンダーでトップタイに立った。昨季、プレーオフで逃した初優勝を地元で飾って欲しい。そんな声があちこちで聞こえていた。


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<スポーツ雑感 2024/4/1>
昨日で、約8年3ヵ月間従事した日本馬術連盟の仕事から離れました。本日より、新たなスタートですが、今後のことは決めていません。まずは、スタートラインを探すことからです。とはいえ、自身の知見を役立てるために、スポーツにこだわりたい。そして、自称「スポーツ・オブザーバー(観察者)」として、スポーツの現場に出向き、そこで感じたことを、好き勝手に発信することは続けていきます。これからもよろしくお願いします。



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<スポーツ雑感 2024/2/22>
JTBの「MLBメジャーリーグ観戦券付き公式ホスピタリティ・パッケージ2024開幕戦」の抽選販売は、予想通り、落選した。もともと、韓国でMLB、というよりも大谷を観るのに、2泊3日で約40万円、3泊4日で約70万円なんて払うつもりはない。どうせ観るなら、本拠地ドジャースタジアムでしょう。公式サイトで観戦チケットをふつうに購入し、東京・ロサンゼルスの往復にLCCをうまく使えば、20万円で足りそうだ。



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<スポーツ雑感 2023/12/20>
「杖をついていた。」で始まる、ラグビーの大西鐵之祐を書いた「知と熱」を読んで、藤島大というスポーツライターのファンになった。同世代ながら「うまい文章」を書くものだと感心した。その藤島氏がスポーツライティングについて語った「事実を集めて『嘘』を書く」を読んだ。タイトルに魅かれた。そして、第4章「文章スキルと言葉への意識」での、最近の流行り言葉に対する正鵠を射た批判に、溜飲が下がったような思いがした。




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<スポーツ雑感 2023/11/3>
JLPGA最終プロテストの最終日の模様を公式YouTubeで観た。プロテストが公開されるのは初めてだ。実況・解説はなく、ショットの音しか聞こえないことで、普段のトーナメントとは違った緊張感が伝わってきた。終盤の視聴者数は3万8千人を超えていて、最近の女子ゴルフの人気、注目度の高さを表していた。5打差トップの清本美波も見事だったが、19位タイで初のママさん合格者となった神谷和奏の「偉業」も称えたい。



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