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観客席で思ったこと ~200文字限定のスポーツコラム~
 



<スポーツ雑感 2018/1/31>
プロ野球巨人軍が東京五輪・パラのマスコット投票のプロモーションをおこなった。これって、いいの?東京大会の非スポンサー(㈱読売巨人軍)の社員が、企業ロゴ(Gマーク)のついた帽子をかぶって、東京大会を応援しているのだ。平昌冬季五輪の壮行会などでスポンサーシッププログラムの保護を厳しくしているJOCはどう見ているのか。東京大会の知財の扱いについて、どこまで良くて、どこから悪いのか、わからなくなってきた。


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<スポーツ雑感 2018/1/27>
東京五輪・パラ組織委が、「ボランティアの募集人数は8万人」などを追加発表した。ほかに都市ボランティアとして3万人以上を募るようだ。大会経費が1兆3500億円もありながら、11万人以上のボランティア=志あるタダ働き手が必要なのに愕然とする。さらに、そこには、言語サポート(通訳)、ドライバー、医療サポートなど、専門性が高い職種が含まれる。ボランティアが成功のカギを握ると言われるが、頼りすぎではないか。


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<スポーツ雑感2018/1/26>
「報道によれば、ロシアが平昌五輪に出場できなくなった選手を集めて「裏五輪」を開催するらしい。サッカーW杯ロシア大会の出場を逃した米国が「裏W杯」を企画しているという報道もあったが、それをまねたIOCへの嫌がらせとしか思えない。結局、スケジュールもままならず、スポンサーも現れず、裏W杯も裏五輪も、どちらも実現はしないだろう。ところで、ロシア裏五輪を開催するとしたら、ドーピング検査を実施するのだろうか。


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<スポーツ雑感 2018/1/21>
開幕まで20日を切ったタイミングで、北朝鮮が平昌冬季五輪に参加することが決まった。まさに、五輪の政治利用であり、そのあおりを一番受けるのはアスリートだ。「五輪と政治は別」と考えるほどナイーブではないが、せめてアスリートへの影響は小さくしてほしい。2020年東京大会の直前に、韓国と北朝鮮から同じような要望があったら、日本の組織委はどう対応するのだろうか。IOCに任せて、その言いなりになるのだろうか。


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<スポーツ雑感 2018/1/20>
今日の日本馬術連盟の年度功労者の表彰式・祝賀会で、明日の馬術界を担う若い選手たちが紹介された。そこでの、昨年度の総合馬術のヤングライダー(16~22歳)選手権で優勝した中村幸喜選手のコメントがよかった。今年はドイツでの強化合宿にも参加できるが、そこでは基礎をやり直し、2024年のパリ五輪を目指すと宣言。大人たちは2020年東京五輪一辺倒だが、若者たちには、その先があることをあらためて気づかされた。



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<スポーツ雑感 2018/1/18>
昨日2敗目を喫した横綱白鵬がケガで休場となった大相撲初場所5日目。残る横綱は、ここまで全勝の鶴竜と、すでに3敗の稀勢の里となった。夜のニュースで、「今日も番狂わせがありました」と始まったので、鶴竜が負けたのか、それとも稀勢の里が勝ったのか、と思った。それほどに今場所の稀勢の里の取り組みはひどい。結果は……。鶴竜が全勝を守り、稀勢の里は、昨日、白鵬に勝った嘉風に力負け。番狂わせは起こっていなかった。


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<スポーツ雑感 2018/1/17-2>
この夏のロシアW杯の観戦チケットの第2弾の申し込みをどうしようか、と考えているうちに、来年のラグビーW杯日本大会のチケットの申し込みが明後日(1月19日)にせまった。ただし、「ラグビーファミリー」を対象とするチームパックとスタジアムパックのみ。抽選販売なので、あわてる必要はないが、申込期間は1週間なので、うかうかしてはいられない。ぼくの狙いは、強豪の対戦が目白押しの東京と横浜のスタジアムパックだ。


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<スポーツ雑感 2018/1/17>
ひさしぶりの日本サッカー史研究会のテーマは「ロシア・サッカー史」で、ゲストは天理大学の大平陽一教授だった。1922年のソ連発足から現在までの約100年間を、前半は「スパルタク・モスクワ」というクラブと、アンドレイ・スタロスチンという人物を軸に、後半は国営大企業の影響を中心に振り返った。ぼくにとってのソ連、ロシアのサッカーは、欧州選手権やW杯の印象に尽きる。ロシアに行く前に、もう少し勉強しておこう。


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<スポーツ雑感 2018/1/8>
高校サッカー決勝戦、前橋育英対流経大柏。前半は互いに手の内を知り尽くしているような戦いぶり。後半、流経大柏が選手交代で先手を打つ。しかし、相手の交代に乗じて、前橋が攻撃のギヤを上げた。後半15分ごろから分厚い攻撃が繰り返された。突出した選手はいないが、全員がゴールへのイメージを共有し、ボールに集中していた。堅守の流経大柏からゴールを奪ったのは、後半の追加時間だった。当然の初優勝は、突然やってきた。


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<スポーツ雑感 2018/1/7>
全日本バスケットボール選手権大会2018の最終日、さいたまスーパーアリーナで男女の決勝戦がおこなわれ、女子はJX-ENEOSが、男子は千葉ジェッツが優勝した。この日、女子の試合開始は午前11時、男子は14時だった。これは、男子決勝戦をNHKで生中継するための「都合」によると思われる。1日分のチケットで2試合観ることができてお得なのだが、女子決勝戦が男子の前座のような感じがしたことが少し残念だった。






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<スポーツ雑感 2018/1/6>
春高バレーでは、石川真佑(東京・下北沢成徳)と中川美柚(大分・東九州龍谷)に注目している。石川は、男子日本代表、石川祐希の妹で、昨年の大会では1年生ながら優勝に大きく貢献した。今年は2年生エースとして連覇を狙うチームを引っ張る。一方の中川は高校総体で優勝した東龍の大黒柱だ。今日の3回戦、準々決勝では、ともに存在感十分の活躍を見せ、4強に勝ち上がった。決勝戦での直接対決を期待しているが、はたして…。





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<スポーツ雑感 2018/1/5>
高校サッカーの準々決勝を観ていて、積極的な選手交代に驚いた。今大会から交代枠が4から5へと増えたとのこと。勉強不足を反省しつつ、あらためて準々決勝4試合の記録をみると、リードしているチームの方が交代枠を早めに、多く使っているようだ。これまでは、劣勢のチームが流れを変えるため、優勢のチームが逃げ切るための交替が多かった。決勝以外は延長がない大会。これまで以上に、選手層の厚さと監督の采配が重要になる。


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<スポーツ雑感 2018/1/3-2>
2020年東京五輪・パラの「オフィシャルサポーター」に産経新聞社と北海道新聞社が決まった。オフィシャルサポーターは、国内限定のゴールドパートナー、オフィシャルパートナーに次ぐ3番目に位置づけられる。「新聞」カテゴリーとしては、朝日、読売、毎日、日経の4紙がオフィシャルになっているところに、産経と道新が加わった。新聞社がスポンサーになることに反対ではないが、大手新聞が揃っていることに違和感を覚える。


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<スポーツ雑感 2018/1/3>
正月はテレビを見て暇をつぶしている。TBSの「消えた天才」という番組に、陸上の桐生祥秀がゲスト出演している。キャッチボールが好きだという桐生が、「プロ野球から誘われたら行きますか?」という質問に対して、「契約金が1億円だったら行かない。3億円だったら、考えようかな…」と答えていた。桐生は、東洋大学を卒業後、4月から日本生命に所属することになっている。ということは、日本生命との契約金は1~3億円か?


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<スポーツ雑感 2018/1/1>
天皇杯サッカーは、セレッソがマリノスを破り、初優勝を飾った。前半8分に先制点を許したセレッソは、しばらくもどかしいサッカーに終始した。しかし、後半20分にマリノスのクリアミスを拾った山村が冷静にゴールを決めて同点。延長前半5分には清武のクロスへのアプローチを誤ったGKの裏に走り込んだ水沼がヘッドで決勝点。苦戦の中、マリノスのミスを確実にゴールに結びつけたセレッソの勝負強さが印象に残った試合だった。


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