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観客席で思ったこと ~200文字限定のスポーツコラム~
 



<ロシアW杯雑感+ 2018/7/6-2>
ブラジル対ベルギーはW杯の準々決勝にふさわしい熱戦だった。試合の途中で、ロシア・コールが起きなかったのは、観戦7試合目にして初めてだった。それだけロシア人までを惹きこんだ試合内容だった。ぼくはと言えば、日本敗退の落胆気分を切り替えて、FIFAランク2位ブラジル対3位ベルギーの事実上の決勝戦を気楽に楽しむつもりだった。しかし、いざ試合が始まり、ベルギーが得意の速攻を出すと、日本戦の追加時間の失点シーンが思い出され、ベルギーが2点リードすると、やはり日本対ベルギー戦の試合展開と重なった。そんな、日本対ベルギー戦を回想しながらの観戦となった。結局、ベルギーは1点を奪われたものの、終盤のブラジルの猛攻を凌いで2対1で勝ち切った。そこに、彼我の差を痛感させられた試合だった。ベルギーの強さを見せつけられた試合だった。率直に言って、ブラジル戦でのベルギーは日本戦のときよりも1段も2段も強度を増しているような感じを受けた。いよいよ頂点が見えてきたベルギーにとって、もっとも難敵なのは、「W杯では外国人監督に率いられた国が優勝したことがない」というジンクスかもしれない。



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