<東京五輪雑感+ 2021/5/27>
緊急事態宣言が6月20日まで延長されるようだ。これにより、東京五輪の観客数上限を決めるのが6月中旬になる。開幕の約1か月前。以前、観客数決定が先送りされたとき、約350万枚の観戦チケットの再配分は時間的に不可能なので、中止か無観客のどちらかになるだろうと予想していた。しかし、宣言延長(+再延長)で、ある程度まで感染状況を抑え込んだら、時間切れも言い訳にして、なし崩し的に観客数に制限をかけずに東京大会を開催するのではないか。そんな嫌な予感がしてきた。しかし、万が一、制限をかけずに観戦者を受け入れるとしても、感染が心配で観に行くのをやめたいという人のために、観戦チケットの払い戻しはされるべきである。これも、国民の安全安心のための重要な施策だ。観戦チケット収入約900億円を確保したい組織委が、屁理屈をこねたり、すっとぼけたりして、払い戻しをしないことがないように、この場で言っておきたい。
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