パナソニックが五輪の公式開閉会式パートナーに

＜スポーツ雑感 2016/1/8＞
IOC、IPCの最高位スポンサーである「パナソニック」が、今年のリオ五輪・パラ大会の「公式開閉会式パートナー」になった。文字通り、大会の開閉会式に必要な最高級の映像機器と技術を提供することになる。それにしても「公式開閉会式パートナー」とは初耳だ。莫大なコストの代わりに、新たな名称を設けてPR効果を高めるためか。そのうち、「公式表彰式パートナー」とか「公式選手村パートナー」などもできるかもしれない。

なでしこの最終予選、NHKが生中継

＜スポーツ雑感 2016/1/7＞
2月末からの女子サッカー・リオ五輪アジア最終予選の日本戦全5試合が、NHK総合放送で生中継されることが発表された。BSではなく地上波で、夜7時のニュースの後からのサッカー中継だ。アジア予選とは言え相当厳しい戦いが予想されるなか、半年後のリオ五輪の本番に向けて、NHKの力の入れようはハンパない。ゲスト解説は、おそらく澤穂希さんだ。なでしこジャパンの試合内容とともに、澤さんの発言にも注目したい中継だ。

國學院久我山サッカーの魅力

＜スポーツ雑感 2016/1/5＞
前橋育英を観たいと横浜・三ツ沢球技場に足を運んだ高校サッカーの準々決勝で、対戦相手の國學院久我山に魅せられてしまった。理由は3つのBの良さだ。まず、攻守においてボディ・コントロールが素晴らしかった。そして、ボールコントロールの精度の高さ。足下だけでなく、鋭いパスを狭いコースに通していた。さらに、1点リード後、前橋育英の攻撃を冷静にかわし切ったブレイン（頭脳）。準決勝での青森山田との対戦が楽しみだ。

全日本バスケ、準々決勝を観て

＜スポーツ雑感 2016/1/4＞
代々木第2体育館で、全日本バスケットボール選手権、女子準々決勝の3試合を観た。トヨタ対シャンソンとデンソー対三菱電機は予想通り、大接戦を楽しめた。隣の第1体育館では男子の準々決勝4試合もあった。両方観れればいいのにと思い、公式サイトを見てみると、半券を見せれば、もう片方の会場には半額で入れるとのこと。いっそのこと1枚で両方入れるようにして、もっとアピールすべきではないか。場内はガラガラなんだから。

星稜、逆転勝ちの要因

＜スポーツ雑感 2016/1/2＞
高校サッカー選手権2回戦、星稜（石川）対玉野光南（岡山）は、星稜が2対1で勝った。ともに2回戦からの登場で、今大会の初戦だったが、星稜の方が動きが重かったは、前年度優勝の重圧のせいか。しかし、1点リードされて迎えた後半になると、落ちついてパスをつなぎだし、見事に逆転した。一方の玉野光南は、後半になるとすっかり足が止まってしまった。このあたりが経験値の違いなのだろう。高校選手権らしい試合でもあった。

浦和に改革のとき？

＜スポーツ雑感 2016/1/1＞
サッカー天皇杯決勝戦は、G大阪が浦和の猛攻をしのいで連覇を果たした。これで2015年シーズンの浦和は、Jリーグ前期に無敗優勝をしたものの、シーズン3冠（Jリーグ年間、ナビスコ杯、天皇杯）のいずれにも手が届かなかった。武藤や関根といったフレッシュな戦力が活躍したにもかかわらず、だ。ここ数年、浦和は好成績を残すものの、タイトルをとれないもどかしさが続いている。選手の補強以外の改革が必要なのではないか。

大晦日の格闘家に励まされて

＜スポーツ雑感 2015/12/31＞
2015年は自分自身や自分の周辺に「老い」を感じることが多かった年だった。サッカーW杯や五輪の狭間で、もともと観戦行動が地味になる年だ。しかし、以前なら女子W杯やラグビーW杯に出かけていたはずだ。齢のせいか、億劫になることが多かった。そんな年の大晦日。格闘技を見れば、かつてのスターが大勢リングに上がっていた。そして、当時の片りんを披露していた。2016年に向けて、励まされているような気分になった。