まこの時間

毎日の生活の中の小さな癒しと、笑いを求めて。

師走

2014-12-20 | 暮らし

久しぶりに会社の仲間から「飲み会」のお誘いが来た。殿の入院中で悪いが、ある意味一人で家にいるより安心ではある。調子も良さそうで顔色もよかった。食事も出るようになったしひと安心である。

わたしの友達との「女子会」では、アルコールがなくても何時間でも話せるが、お酒好きな仲間と飲むのもまた格別である。

朝から病院へ見舞いに姑も行きたいというので連れて行き、買い物をし、午後は歯医者へ行き、実家へ顔を出す。家での仕事も結構忙しいのである。父は夜中の3時まで眠れず辛かったというので、3時まで眠れなくてもその後眠れたのなら良いでしょうというと、そうするとまた夜眠れなくなるとぐずぐず言うので、「それはつらかろうねぇ。安らかに眠れるようになるといいね。」というと何故かひどく喜んでいた。きつい冗談に気付かなかったのか、麻痺が少し残っているのか。

夕方、旦那のパジャマの替えを取りに病院へ寄ったら、「今日が宝くじの最終日だ・・」と、いうので病院から飲み会の場所へ行くつもりだったのに、アビオまで戻ることになった。おまけに、30人くらい並んでいる。諦めようかと思ったが、並んでいると当たるような気がして最後列につく。何となく師走の風景だ。会社でも家でも貧乏性というか忙しく働かなくてはならない運命らしい。

何ケ月かぶりの居酒屋の中ジョッキにたどり着くまで忙しないことだった。格別の酒とワインで「ちゃんぽんと親の意見は後からきくけんね」と、博多華丸のセリフが浮かんだ。無口な小百合は六つの口になり、一番楽しんだのではないかと思い家に帰りお礼のメールを入れると、文の途中で送信してしまって、やはりちゃんぽんが効いてきたか・・・ぐふふふ。

会社のメンバーで飲む時、他の人は必ずつながりを探す。「ありえない組み合わせ」とかいう。同じ職場ではないのになぜ?とか、役職のついている人が混じっていると誤解されたり、たいした派閥抗争もないのに気になるのである。退職するとどうでもよくなる。気の合う仲間というくくりと、縁あって友達の輪が広がるのである。逆に「ありえない組み合わせ」は、とても楽しい。今度はそのありえない仲間に我が家へ来てもらうことをお願いした。旦那も娘も何回か一緒に飲んだ仲間なので、ありえない輪はまた広がる。