前に作品展に出す時に、作品の名前って大事だよねえと、友達と話していた。
名前があると、観る人に先入観を与えてしまうのではないかと思う。しかし、無題では、作品を整理するとき、あるいは売れたときなど、何を売ったか、何が棚の中にあるかが分からなくなる。
例えば、花ならその花の名前を書けばよいが、同じ花をたくさん描いたら「しあわせのひまわり」とか、「ひまわりの青春」とか、絶対つけないな。「ひまわりその1」「ひまわりの一生」考えたら、センスのないことに気付いた。
さて、90歳になった父に4月の誕生祝に描いたぐい呑みは、まさしく父の誕生日にふさわしい情景だが、やはり題名がない。長い入院で、お酒を呑むことも出来ないが、明日外泊をするので迎えに行き、ほんの一口飲んでもらおう。
さて、父はなんという名前を付けるだろう。実家の山で採れるものを、小さなぐい飲みにぐるりと描いたのだが。
筍の小さな芽などは、この状態で筍を見つけて掘ったら最高の食べごろだろう。
それにしても、大型連休に用がないのは超寂しい。本来なら、明日の弓道の審査を申し込んであるので行きたいぐらいだが、京都は今年も遠かった。
しかし、石川県勢の吉報が舞い込んで来たらよいなあと思う。