まこの時間

毎日の生活の中の小さな癒しと、笑いを求めて。

長靴登山 大失敗

2017-01-24 | 山歩き

天気予報は雪マークだが、せっかくの休みにじっとしていられない。殿のセーターを着て、一緒にお出かけしよう。少しぶかぶかだけど、丁度いい暖かさだ。

しかし、セーターを着たところでひとりは一人なんだけど。

昨日は、母を病院へ連れて行ったので、今日は自由にできる休みなのに、家にいても猫もいなくなったし、婆さんはTVを観ているし。ひとりの休日ってつまらないなあ。ふと、空を見ると青い。

天気予報は完全に雪だが、青空がわたしを呼んでいる。あつあつの紅茶とお菓子を入れて、行けるとこまで行こうとしたのがまずかった。

轍がだんだん深くなる。このままいくとやばいかなと思いつつ行くと、車の底がつかえてくる感じがした。おまけに雲行きは危うい。このままでは、前にも後ろにも行けなくなる。わたしは、ここで引き返そうと賢明な選択をしたはずだった。少し広いところで方向転換をしようとして、前の左の車輪を沢側の方へ落としてしまった。雪で路肩が見えないので、アスファルトから土のところへ落ちたのだが、雪で車輪は空回りする。

軽トラックが通り過ぎて行った。きっと、アホ人間がいると思ったのだろう。T字の雪を落とす棒で車の下や前を払っていたら折れてしまった。スコップを載せていないことを後悔した。どうしようもないので、まほろ駅前多田便利軒の瑛太と松田龍平を思い出した。彼らに代わる某〇氏に電話をしたら、「しばらく待ってください。おかあさん!また、やらかしましたね。がはは・・」

また、車が来て、女性の方が「大丈夫ですか?」と、声をかけてくれて、「ありがとうございます。うちのものを呼びましたので。」と、言うところへ瑛太が登場。女性の方が「旦那さんがみえるって。」と、連れの人に言っているところへ、旦那ではなく息子みたいな人が下りてきた。いつも便利屋に使ってすみません。とは、言わなかったが感謝、感謝。ひたすら謝る。おまけに旦那にしてしまった。あっという間に車は上がって帰路につき、午後にお茶を飲みにどうぞと言って、実は台所の戸が閉まりにくいのも直してもらった。

瓶のシングルモルトが残っているのを全部袋に入れて、日当にもならないけれど渡す。コーヒーを飲みながら、数々の事件を笑われた。ピロリ菌の入院や、ダイヤモンド白山の話をしながら、「穴があったら入りたいわ。」と、言いつつ穴もないし。

青空が出たと言って、うかつにふらふらと出歩かないようにしよう。次に行くときは電話をするように言われた。「引き止めるか、近場で仕事をします。」と、温かいお言葉。「プチ遭難したオトンのセーター着て行ったしやわ。それから4駆買う。」「そこですか!?」がはは・・。

人に迷惑をかけないようにと孫たちに言っていたのは、どこのだれか!

わたしは一体何をしているのだろう。疑問だ。