まこの時間

毎日の生活の中の小さな癒しと、笑いを求めて。

称号者講習会

2017-01-30 | 弓道

土曜、日曜と称号者講習会だった。

射の上達はにわかにできるものではないが、体配においては、やればやるほど上達が見える。なかなかうまくいかない場合は、努力の至らなさだと思う。大前になって一つ的をしたとき、やはり歩行が少し早くて、後ろに気が回らなかった。目線が落ちるとますます小さく見える。道場へ行くたびに鏡を見ては歩行や後退の稽古をするのだが、人前で後退をすると、右足と左足の長さが違うのではないかというようなぎこちなさが出たりする。

さて、男子の肌脱ぎについても、後輩に正しいやり方を伝えることができるように、必死で見ていてもなかなか覚えられない。自分がするのが一番良いのだと思う。脱ぐ訳にはいかないから、「下に胴着を着てやったらどうかね。」と、女子同士で話をする。

しかし、それより自分の問題だ。ついに、恐るべき間合いの下手くそなわたしの番で、一つ的で中立が立射の場合どうするかということになった。わたしは落ちで、大前と果たして息を合わせられるか。吐く息を意識すれば、なんとか感じることができると思いつつも緊張した。緊張と集中力はピークとなった。

I先生の「よし」と、いう声に安堵して気を抜かないように。それでも、射位のところで少し気がそれた。汗・・。

日ごろから緊張感のある稽古をしなくては、本番では気が続かない。体幹、体重のかけ方、身体の真ん中で離れるようにすることなど課題は満載だ。少しはましな方に向かっているのだろうか。まだまだでんな。