まこの時間

毎日の生活の中の小さな癒しと、笑いを求めて。

富士写ケ岳 枯淵 その2

2017-07-07 | 山歩き

いいことがない うまくいかない それでもお腹は減ってくる♪♪

歌いながら進むと、またまた虎ロープ。

虎ロープの場所を越えると、普通の登山道になると嬉しくなる。風が通りまわりが明るくなるとホッとする。

休まずに、ゆっくり余力を残して歩くように心がけるが息は上がってくる。不思議なことに休まずにいると、少しずつ足は前へ出ていい感じになってくる。登り始めて1時間50分。「めぐみ台」に着く。ベンチがあるので、初めて休憩。お茶は歩きながら飲んでいたが、ここで改めておやつを食べる。あんドーナツ。

ケータイを見るとメールが入っていた。弓道仲間、職場から、友達から。仕事の返事をしたが「送信できませんでした。」と、なった。残念。誰にも会わないとせめてメールでもつながればよいと思ったが、非日常を満喫するしかない。ここまで来たら、頂上が目の前だ。

後山に到着。12時9分。めぐ見台から19分かかった。

「深田久弥の詩」

「山の茜を顧みて 一つの山を終わりけり 何のとりこのわが心 早も急かるる次の山」だよね。同じ登山道ではなく、いろいろ登ってみたくなる。山もあちこち行ってみたくなる。ドキドキわくわくなんだろうと思う。

 頂上へ向かう途中にお地蔵さん。今日も無事頂上へ行けることを感謝して手を合わす。

頂上の方から人の声がする。ササユリも見つけた。

登り始めて頂上まで2時間20分かかった。頂上には体格の良い男性3人が丁度昼食をとっていた。挨拶をしてわたしはおむすびを食べ始める。今日は、すぐに下りる予定なので、おかずも何も持ってこなかった。そこへ、我谷で見かけた女性の二人連れが登ってきた。

ことばを交わしているうちに、一緒に枯淵へ下りて、わたしの車で我谷へ行くということに話が決まった。

旅は道連れ・・3人で下りたら楽しいと思う。ひとりで黙々と登ったので今度は3人で、わいわい下りたかった。

美しい女性は、花の咲いていない山を彩っている。

下りるときにいつも思うのは、こんなに虎ロープあったっけ。こんな急な坂だったっけ。こんなに岩がせり出していたっけ・・と、思うことだ。若輩者のわたしが、先導する形になって、雨あがりで滑りやすい地面で滑って持ちこたえ、ストックでバランスをとりながら、慎重に下りた。それでも、切株をまたいだ時滑った。お互いに声を掛け合い、気を付けて下りても滑るのである。

無事下りるが、登リ初めの強烈な草のところと、がけ崩れ、おまけに恐怖の急な階段。最後の最後まで気を抜けないのだった。

お二人ともありがとう。感謝、感謝。無事、我谷まで送ってお別れ。

 

 


富士写ケ岳 枯淵

2017-07-07 | 山歩き

休みの朝、久しぶりに晴れて、山行に決めた。姑に「富士写ケ岳へ行って来るわ。枯淵から登るし・・」と、言って出かけた。何かあってはいけないので、必ず姑に言うことにしている。

ガソリンのないことに気付いて、入れてから山に向かった。今まで、我谷登山道、大内登山道を登ったので、残るは枯淵登山道にしようと思った。先日から、友達と登る約束をしていたのに、雨に降られてダメになり、互いの日程調整が出来なくて諦めていたが、朝日に顔を照らされて、目覚めて飛び起きた。日ごろは血圧が低くて、梅雨から夏にかけてどんどん血圧が下がるので、朝にめっぽう弱いと思っているのに、こういう時は飛び起きるのである。

さて、我谷ダムを通り過ぎてトンネルを二つも越えて、いざ九谷ダムへ向かう。登り口は九谷ダムを渡ればすぐであることを調べ、パンフレットも見て、登り口は階段であることも調べ済み。

家を出てから時間が経っていたので「石川県九谷ダム管理棟」に、到着してトイレを借りた。 これは大切なこと。

さて、枯淵の登山道は九谷ダムを渡るとすぐというので行ったら、一瞬見失い通り過ぎた。草が生えていて見にくかったのである。

登り始めてびっくり、いきなり崩れていて道がない。少し先に階段らしきものが見えたので頑張る。

 少し階段を登ると、今度は草?草!!!道がない。ここで撤退か。我谷で女性の二人連れが登ろうとしていたので、頑張れば頂上で会えるかもしれない。今から我谷へ戻って追いかけるか。どちらにしてもひとりだ。

見上げると虎ロープがあって、そこが道と分かる。少し分けると道があった。その道の狭さと、右側が崖なので、踏み外すと五彩湖を泳ぐ羽目になる。

それでも、日の当たるところだけに草が生えているので、しばらく行けば道は開けるだろうと信じて進む。おぉ、感動。これなら行けそう。でも、心細いので「みんながみんな英雄」を、歌いだした。「特別じゃない 英雄じゃない みんなの上には空がある・・・たまに晴れたらまるもうけ・・」

しかし、余の単独登山者は何を考えて登るのだろう。自分のペースで登れるのは良いが、人っ子ひとり会わないと心細いのである。そう考えながらも白山にむけ、1時間歩き続けてどのくらい行けるか、2時間休まずゆっくり歩けるかと、自分なりに計ってみたかった。

さて、この後、恐怖で撤退か、頑張るのか。

 


山川豊 ディナーショー

2017-07-07 | 暮らし

先日、山川豊のディナーショーへ行った。某さんから券を頂いてK子さんと行った。28000円もするのだとあとで分かって「ただほど高いものはない。」と、いうことで恐縮だったが、恐縮の割には、オシャレして楽しんだ。

芦原温泉のホテルまでK子さんが運転してくれたおかげで、わたしはしこたまワインを飲むことができた。

同じテーブルの福井の淑女の3人の方たちと話が盛り上がり、これで帰っても十分満足状態となっていた。そのため、料理は途中から撮るのを忘れた。

しかし、山川豊は期待を裏切らず、素晴らしい歌と、特に「アメリカ橋」は、殿がカラオケでよく歌っていたので、思い出して嬉しく思った。10人のテーブルが30テーブルあって、全体的に高齢の方が多かった。わたしたちは、まだ高齢ではないと思うが。

帰りにきよちゃんと会った。しゃんと着物を着ていたので、負けたと思った。別に戦っていたわけではないが。