松井秀喜氏が、始球式の後で「甲子園に魔物がいます」と、笑って言っていた。甲子園やオリンピックには魔物がいるのだ。県体はレベルが違うが、やはりレベルの違う魔物がいるようである。全体的に低迷だった。
日曜日にスイカを食べて強化練習したが、スイカでは強化できないことも分かった。いつもは、どこかの部門で好成績を出すのに、今回は一般、壮年、男女共残念な結果だった。わたしは自分の中では、夏が来れば思い出す・・びくも来なかったし、会の浅さは引き足らずだったのではと2回目の立でなんとか体勢を立て直そうとがんばったことが良かった。中りはもう1本というところだが、それは誰もが思う事で、選手全員あと一本という結果は永遠に続くのである。8射皆中しない限り、あと1本という言葉を吐くのである。
さて、試合はともかく、わたしのもうひとつの課題は的前審判。福井国体の審判をしなくてはならないことで、先日も県理事長の計らいで経験を積むようにという事で、小松で勉強させてもらった。今回も機会を頂くが、朝の役員打ち合わせの時に、なぜか的前審判長みたいに全員に説明をいきなりさせられたが、お陰様で段取りその他の説明が出来て良かった。しかし、きわどい矢の〇✖が怪しいとき「?」の、判定を発声しに前へ出るのが嫌だが、?を確認しているうちに次の矢が飛んでくるので、これは潔く?を出すという事にちゅうちょしないタイミングというのが分かった。1回目に、前へ出たときに周りの人に助けられ、2回目は落ち着いて声を上げて戻ると、「よくできました」と、声をかけられた。相当みんなが心配してくれたのだろう。
まずは滞りなく終了できたことが何よりで、前回の小松の時より涼しかったので元気だった。この元気は夜の部で発揮しなくてはならない。