まこの時間

毎日の生活の中の小さな癒しと、笑いを求めて。

物の値段が分からない

2018-08-25 | 暮らし

呉服屋の展示会があると、今なら100万の着物が40万円ですという。では、今でない時に買うと100万円なら、今でない時に着物を買わない。そして、帯を1本お付けします。いえいえ、帯はいらないから、その分安くしてください。いえいえそれはできません。それでも、着物は美しく芸術的で、欲しい着物は高い。これがいいですねというと、「お客様、なんと目が高い」高いのは、目ではなく着物である。しかし、それは本当に芸術品で、安い着物ならいらないのである。ここの心理が不思議だ。

歯茎に良い歯みがきが、1200円で今なら歯ブラシがおまけにつきます。いえいえ、歯ブラシは電動を使っているのでいりませんから、その分安くしてください。いえいえ、それは決まりなのでダメです。

車の日よけ、2つで6980円。いや、車は1台しかないからひとつでいいのにと思う。ひとつ3000円でも高いなと思っていると、なんと!今なら4個で6980円という。4個もいらない。

物の値段は、こちらの思うようにならないものだ。いつも同じような価格で売られている食品を見ると、ほっとする。3個100円というと、つい買ってしまう。