金曜の中日新聞を読んでびっくりした。
秋田県に、地上配備型迎撃システム「イージス・アショア」導入を検討しているということだ。これは、候補地の人々は怒り心頭と思う。戦争に向かってじわじわと歩を進めているように思える。
強い電磁波を発するレーダーで上空のミサイルを探知するというもの。そういうものがあるところを狙われる可能性もあるし、電磁波に対しての影響も心配だ。
モリカケ問題や、日報問題でウソをついた防衛省に対して人々はそれを許していないことを分かっていない。「みなさんに被害が及ばないようにします」というのは、原発が絶対安全と言った時と同じだ。それなら、国会議事堂もその迎撃システムのそばに移したら?すぐに情報が入っていいんじゃない?と、言ったらどうだろう。口をゆがめて失笑する人が浮かんだ。滑舌の悪い人が、そういう極論を言ってはいかんと言いそうだ。
世界の唯一の被爆国なのに、核兵器禁止条約に賛成しない理由もあるにしろ、やっぱりだめだって言えない辛さ。その辺の不可解さ。ロシア、北朝、中国って、日本は危険な場所にいることは確かだ。
七尾湾に今なお機雷が沈んでいるという。戦争の傷跡は癒えてはいないのに、更に戦争の準備をするのだろうか。何もしないところへ、北朝鮮は襲ってくるのだろうか。わたしには、分からないが、事態は悪化しているように思える。