8月6日は暑かった。ちなみに、この日石川県の気温は37.5度あった。
前の日から婆さんと約束していたので墓掃除に行った。
婆さんは、朝早いと熊が出るからと9時に行くという。熊より熱中症の方が確率は高いのだが。
わたしは、帽子と日焼け止め、山用のタオルを濡らして巻ていったが、直ぐに乾いてしまった。
途中、車にあるスポードリンクを飲んだ。
婆さんはとなりの墓の草もむしりだしたので途中にするわけにもいかず、1時間半経って、ようやく腰をあげたので、片付け始めた。
家へ帰って、ぐったりしたが、とにかく昼食をぼおっとしながら作る。
婆さんは昼ごはんを食べてすぐ、暑いのに公民館まで歩いて、敬老会の体操へ行った。恐るべし90歳。
午後、休んでいたら耳が塞がった感じがして、聞こえにくい。平成30年に突発性難聴になっているので、この症状には覚えがある。
土曜に耳鼻科へ行き検査を受けたら、やはり突発性難聴との診断。
ステロイド薬を処方された。
先生は「入院という選択肢もありますよ・・・」と、言われた。
「そんなに悪いですか?」と、言うと「いや・・ステロイドを服用したら安静に」とのこと。
「熱中症とは関係ありますか?」と、訊くと「直接関係はないけれど、無理をしてはいけません。」「墓掃除をしただけで、大したことはしていませんが・・・。」
「その、大したことをしていないということが無理をしているのかもしれませんよ。」
うーーむ。このくらいで、影響するとは情けない。
大量の薬を3日続けて、徐々に減らして、9日間続ける。
同時にビタミン剤、血管を拡張する薬、胃の薬を飲む。
とにかく、発症してすぐに治療すると治るのだが、手遅れになると難聴になってしまうらしい。発症後1週間が勝負とのこと。危機一髪だった。お盆休みで病院は1週間休みに入る。
この暑さにビールを飲みたいと思うが、薬もアルコールも肝臓での代謝が競合されるのでダメに決まっている。
しかし、ビールを飲むと安静気分になれる気がする。
危ない。そのためにも入院の選択肢が!
