消費税が上がったせいで何となく騒がしい。
父の入院費を払いに行ったら、病室の値上げに同意する書類をもらった。
母が、いろんなものがきている・・と、電話をかけてきた。
いろんな郵便物が届いているので来てほしいという。郵便物が何通か届くと、母は訳が分からなくなる。
JAからの「残高発送のおしらせ終了」ということだった。
通帳をみれば、満期も残高も分かるので、お知らせの郵便が届かないほうが、こちらとしては楽である。今まで、その類の郵便が来ても、「何かきた」と、呼ばれたからだ。
紙媒体のお知らせは、次々と廃止の案内が来ている。
家へ帰ると、今度は婆さんが「JAから、なんや訳わからんもんが来た」と、言う。
母にきたのと同じものだ。年寄りにとっては生きにくい世の中になってきた。
そのうち、わたしも生きにくいと思うようになるのかも。
ほんの少し前まで、ガラケーだった。世の中の波に乗れる間は必死でついていかなくては生きづらいのである。頼るものもいないし、たくましく生きていかなくてはならない。
それにしても、消費税が2%上がっただけなのに、そんなに騒がなくてもいいのにと思っていたが、預金通帳の利息が9円ついていて、そのうち1円の税金を取られていたのを見たら、ここからも1円であろうと取るのだと思うと妙に心穏やかでなくなった。ざわつく。
しばらくは、世の中も、わたしの心も騒がしい気がする。
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